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【セミナー】  番組上映会&公開セミナー『3・11大震災、そして福島原発事故を忘れない! 最新受賞番組から』

 放送番組センターでは“東日本大震災と放送”をテーマに、2011年9、10月にTBS・JNN系列、2012年3月には日本テレビ・NNN系列の関連番組の番組上映会と公開セミナーを開催してきました。大震災と原発事故報道における放送メディアの役割を考えると共に、大地震の被害や原発事故の問題を風化させないためにも、こうした取り組みを続けていくことは、極めて重要なことと考えています。
 このシリーズの第3弾として、大震災から2年目に当たる3月、番組上映会&公開セミナーを開催します。
 被災地の方々は「あの大震災と原発事故は忘れないでほしい!」と強く願っています。この声に、被災県のほか全国の放送局では、様々な関連テーマとアプローチで取材し、多くの番組を放送しています。
 今回は、2012年の日本民間放送連盟賞と日本放送文化大賞の受賞番組を取り上げます。番組上映会と公開セミナーを通して、大地震と津波の被害、復興・復旧に向けての現況と課題、原発事故の影響や国内の原発の現状などを考えていただく機会になればと願っています。
  • 主 催:(公財)放送番組センター
  • 協 力:(一社)日本民間放送連盟
  • 入 場:無料(3/9開催のセミナーは事前申し込み制)

この催事のチラシはこちら

 


◆公開セミナー 制作者に聞く! 番組制作の現場から
『3・11大震災、そして福島原発事故を忘れない!最新受賞番組から』

 放送現場の今を伝える公開セミナーでは、最新の受賞番組を取り上げ、被災地の放送局を含む各番組のディレクター・記者に登壇して頂き、被災地の復興・復旧や国内の原発の現状などを考えます。

 セミナー当日は、首都圏では視聴の機会が少ない各番組を全編上映いたします。

 

日  時:2013年3月9日(土)

会  場:千代田放送会館ホール(東京都千代田区紀尾井町1-1)  地図はこちら

 


■第1部:番組上映 10:30-13:20(10:00開場) 申し込み不要
10:30『闘う先生』福島放送・49分/11:30『原発のまちに生まれて』福井テレビジョン放送・47分/12:30『復興の狭間で』朝日放送・47分

入  場:無料(入退場自由)


■第2部:公開セミナー 14:00-15:45(13:40開場) 申し込み必要

登壇者:高橋良明(福島放送報道制作局)、宮川裕之(福井テレビジョン放送報道局)、西村美智子(朝日放送報道局)

司  会:石井 彰(放送作家)
入  場:無料(申し込み制、定員200名)★先着順に入場整理券をお送りします

 

 セミナーのみお申し込みが必要です。参加ご希望の方は、下記までお電話下さい。

<お問い合わせ先>

 (公財)放送番組センター TEL/045-222-2828

 〒231-0021 横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター 

 

 

 ◆番組上映会 ※予告なく内容を変更する場合があります。予めご了承ください

日  時 : 2013年3月5日(火)-17日(日)まで

会  場 : 放送ライブラリー 情報サロン

入  場 : 無料・入退場自由

 

■Aプログラム「大震災と復興に向けて」
3月5(火),7(木),9(土),12(火),14(木),16(土)


13:00 JNNルポルタージュ「3・11大震災 記者たちの眼差し」 2011年11月27日放送・TBSテレビ・JNN系列・76分

  東日本大震災の発生以来、全国から被災地に派遣されたTBS・JNNの記者たちの心の軌跡をオムニバス形式で記録した。被災地に立って、何を思いどんな心境で取材したのかをつづる。(日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀)


14:30 「NNNドキュメント'11 3・11大震災シリーズ14 ひまわりの咲いた夏 大川小・津波に消えた命」 2011年9月5日放送・宮城テレビ放送・24分

  宮城県石巻市の大川小学校では多くの犠牲者が出た。娘を失った母親と生き残った友達の思いが交差する。娘たちが避難する予定だった場所に母親が植えたひまわりは、大きく花咲いた。(第8回日本放送文化大賞グランプリ候補番組)


15:00 「復興の狭間で 神戸 まちづくりの教訓」 2012年5月27日放送・朝日放送・47分

  阪神・淡路大震災の復興のシンボルといわれる神戸市長田区の高層ビル群。神戸での再開発の現状と課題を通して、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の復興計画のあり方を問いかける。(日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀)


16:00 「夢の始まり 甘くてしょっぱい かりんとう人生」 2012年5月19日放送・山陰中央テレビジョン放送・47分

  宮城県女川町でかりんとう工房を経営していた阿部さんは、福祉施設に製品を卸し障害者に雇用の場を提供してきた。被災後にがれきの中から見つけた業務用ミキサーを携え、鳥取県で再出発した。(日本民間放送連盟賞テレビ教養番組優秀)



 

■Bプログラム『福島原発事故関連』
3月6(水),8(金),10(日),13(水),15(金),17(日)


13:00 「原発水素爆発 わたしたちはどう伝えたのか?」 2011年12月31日放送・福島中央テレビ・47分

  福島第一原発の水素爆発の瞬間をメディアで唯一記録した福島中央テレビは、どのように伝えるべきか苦悶しながらも緊急放送を行った。地元局として自己検証と今後の災害報道を考える。(日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀)


14:00 「闘う先生」 2012年3月3日放送・福島放送・49分

 日本民間放送連盟賞テレビ教養番組優秀
 原発事故後も南相馬市に残って診療を続ける産婦人科医の高橋亨平医師。「子どもの生まれない街に未来はない」と語る。自らのがんが見つかり、抗がん剤を打ちながらも地域医療の灯を守る姿を追う。


15:00 「原発のまちに生まれて 誘致50年 福井の苦悩」 2012年5月26日放送・福井テレビジョン放送・47分

  全国最多14基の原発を抱える福井県は、全国のトップを切って原発の再稼動への協力要請を受けた。地元に生まれ育った記者が、原発を抱える側の葛藤や国の原発政策の矛盾などを追った。(第8回日本放送文化大賞準グランプリ)



<千代田放送会館のご案内>

東京都千代田区紀尾井町1-1 TEL 03(3238)7401

交通 : 【地下鉄銀座線、丸の内線】赤坂見附駅より徒歩9分
     【地下鉄南北線、有楽町線、半蔵門線】永田町駅より徒歩2-8分
     【地下鉄有楽町線】麹町駅より徒歩5分