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ラジオ番組

STVラジオ報道特別番組 先生たちが敵だった ~夢を奪われた看護学生たち~

番組ID
R24341
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放送日時
2023年05月28日(日)22:00~23:00
時間(分)
58
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
STVラジオ
製作者
STVラジオ
制作社
STVラジオ
出演者
ナレーター:佐藤宏樹
スタッフ
協力:小笠原淳、構成:岸本梨沙、構成:大針三治、ミキサー:岸本梨沙、ミキサー:大針三治、演出:岸本梨沙、演出:大針三治、制作:岸本梨沙、制作:大針三治
概要
看護学校におけるパワーハラスメント事件を取材したドキュメンタリー。◆北海道立江差高等看護学院では、2020年ごろから学生に対する教員によるパワーハラスメントの相談が増え、翌21年4月には学生の保護者たちが声を上げ、学院に実態解明を求めた。道も第三者委員会を設け、調査を開始。その結果、53件のパワハラを認定した。看護学院のハラスメントとはどのようなものだったのか。学生、元学生、保護者が、その生々しい実態を語る。ハラスメントと認定された教員も、その思いを口にする。専門家は「看護学院特有の体質も要因の一つではないか」と指摘。反省を踏まえて再発防止に取り込んでいる学院。しかし、在校生の心の中には加害教員から受けたハラスメントの傷が刻まれている。健全な学院運営は続いていくのか。これからも厳しい目が向けられていく。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2023年報道番組優秀)

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音を拾って ~僕らの演奏海~

名古屋を中心にライブ活動を続けるアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミから作られている。例えば、ペットボトルのキャップと漂着したブイ、釣り糸を使った「プラチックギター」、魚をイメージした馬頭琴ならぬ「魚頭琴(ぎょとうきん)」など、ネーミングもユニークだ。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明さん。独学で作られた楽器から生み出される音は、ゴミ由来とわからないほど本格的である。大表さんが海洋ゴミを使った楽器作りに携わるきっかけは、環境保護団体「サンクチュアリNPO」で活動していた佐々木善之さんの存在だった。佐々木さんは2001年から静岡県浜松市の海岸で海洋ゴミの回収を続けている。佐々木さんによるとゴミの量は右肩上がり。鳥類や絶滅危惧種のアカウミガメなどに深刻な被害をもたらしている。佐々木さんは「地域を汚すと人の生活も身体も汚れる。この問題を他人事にせず、自分たちの生活から改善していくことの重要性を伝えたい」と語る。番組では海洋ゴミから楽器を作り出す際のエピソード、楽器たちが生み出す音色、大表さんらゴミンゾクのメンバーや佐々木さんのインタビュー、ゴミンゾクの演奏もオンエア。ゆったりとして澄みきった音の数々に耳を傾けながら、少しでも海に想いを馳せ、日ごろの暮らしを見つめなおす。


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