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ラジオ番組

FMシアター アイは故障中 ~AI is out of order~

番組ID
R23116
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年06月23日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
作:桑原亮子、音楽:空間現代、演出:新田真三、制作統括:三鬼一希、技術:白尾涼子、効果:佐藤あい
概要
人型のAI(アンドロイド)が人間の世界に当たり前のように存在し、かつ共存している近未来の世界。ある日、一人の老人が廃墟となった劇場で偶然にも壊れたアイドルAIと出会った。男はその壊れたAIを見て、かつての恋人を思い出す。過去と現在が交錯する中、AIはついに話し出すのだが、その言葉は深い悲しみをまとっていた。心の再生をテーマに、壊れた者と閉ざされた者が出会い、「愛の言葉」を紡ぎだすまでを描く。

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ラジオ沖縄報道特別番組 私宅監置・沖縄 ~扉がひらくとき~

2018年春、沖縄県北部に実際に使用していた「私宅監置」の小屋が現存することが公表された。自宅敷地内の小屋などに精神障がい者を閉じ込める私宅監置は、1900年の精神病者監護法で国の許可のもとに行われた。戦後、本土では禁止されるが、沖縄では本土より22年も長く続いた。精神医療の遅れ、米軍統治、貧困など、沖縄独特の背景が招いた悲劇だった。沖縄での精神障がいの発症は多かったのか、原因は何なのか。そこには戦争の影響が否定できない。おだやかな県民性さえも関係する。名護市の保健所職員、波照間島の当時の国民学校生らは、私宅監置の状況を生々しく証言する。高齢化で私宅監置の闇を知る人が少なくなる中、今年4月、沖縄県精神保健福祉会連合会が私宅監置の展示会を開催し、最終日のシンポジウムでは、精神障がい者とその家族が壮絶な体験を語った。そして、その一人は最後にある決意を口にする。闇を光に変えるために。二度と繰り返さないために。これから何が出来るのか。今も隔離収容性が高い日本の精神医療の源流であった私宅監置。私宅監置の本当の扉は、どこにあるのか。


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