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ラジオ番組

ラジオライトハウススペシャル 成子と忠男 ~盲ろう児教育のあけぼの~

番組ID
R22718
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年05月26日(日)17:00~18:00
時間(分)
56
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
school
教育・教養
放送局
山梨放送(YBS)
製作者
山梨放送(YBS)
制作社
山梨放送(YBS)
出演者
ナレーター:塩澤未佳子
スタッフ
制作:内田孝輝
概要
1964年(昭和39)にスタートした、視覚障がい者向けの生活情報番組「ラジオライトハウス」の特別編。山梨放送で最も長く続いているラジオ番組。山梨県立盲学校に残る資料をもとに、日本の盲ろう児教育の足跡をたどる。◆見えない、聞こえない、話せないという三重苦を抱える「盲ろう児」。日本の盲ろう児教育は、戦後まもなく山梨県立盲学校で始まった。同校には教師や寮母の日記、手作りの教材、発声訓練の音声記録など、2000点以上の資料が残されている。番組では、70年前に同校で学んだ二人の児童が訓練を通じて次第に言語を獲得していく過程や二人の現在の暮らしを紹介する。一方、それら貴重な資料をデジタル化して後世に残そうと動き出す現代の研究者や盲学校の関係者を取材。世界でも唯一とされる資料の保存・公開の重要性を訴える。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

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今から1000年余り前、聖地熊野は古の人々にとって祖霊のこもる根の国、イザナミが赴いた黄泉の国であったという。若き山伏・安珍が熊野の参拝に訪れた際、常宿としていた真砂庄司清重の娘・清姫は、眉目秀麗の安珍に心を奪われた。心を打ち明けた清姫に、安珍は御仏に使える身と断るが、清姫は首を振り続け、困り果てた安珍は「参詣を終えたら戻ってくる」と偽りの誓いをしてしまった。だが安珍がその誓いを破ったため、清姫は怒りの炎に包まれ、安珍が渡河した川の手前で大蛇へと姿を変える。背後から迫りくる怨嗟の声にひたすら恐れおののく安珍。そして舞台は紀州道成寺の釣り鐘へ。不安や怖れ、様々な感情が二人の若者の間を交錯し、大蛇が吐き出す炎が最後は安珍の潜む釣り鐘を包み込む。悲恋の物語は、ともに踏み越えた川がまるで三途の川であったかの如く、古の熊野、黄泉の国へと深く沈み込んでいくのであった…。語りにより安珍と清姫の物語を終え、清姫の激情と安珍の怖れとの共振を、津軽三味線の弦の震えで表現し、若き二人の物語が黄泉の国へと回収されていく様を描き出す。


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