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ラジオ番組

庁舎は語る ~大槌町 あの時なにがあったか~

番組ID
R22406
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放送日時
2018年05月29日(火)21:30~21:59
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
ナレーション:江幡平三郎
スタッフ
ディレクター:江幡平三郎、取材:木下義則、編集:佐藤正昭
概要
岩手県大槌町の旧役場庁舎は東日本大震災で被災し、町長を含む職員40人が犠牲になった。この建物を解体するか保存するかで町民の意見が2つに割れる事態が、発災直後の混乱から7年を経ても続いていた。町は解体予算案を議会に提出。賛成・反対同数となり議長の裁決で可決されたが、保存を訴える人々は納得しない。大槌町では震災の際、町役場前の駐車場に災害対策本部を設営し、情報収集に努めた。本来であれば役場から歩いて15分ほどの高台に建つ中央公民館に本部を設置する決まりだった。また、大津波警報の発令を把握していたにも関わらず、避難勧告も避難指示も出せずにいた。なぜ役場前に災害対策本部を設置したのか。なぜ避難に関する情報が発信されなかったのか。外部の識者を委員長に据え行われた聞き取りによる検証委員会でも明確な答えが出ないまま、旧庁舎が解体されようとしている。町民を二分する問題の本質でもある「2つのなぜ」にスポットを当て、そこから何を学び、何を後世に伝えるべきか考えた。

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