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ラジオ番組

FMシアター すばらしい日々

番組ID
R21749
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放送日時
2014年10月04日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
脚本:櫻井智也、演出:佐々木正之、制作統括:小見山佳典、音楽:菅谷昌弘、技術:和田厚、効果:野村知成
概要
島野浩一が、妻と離れて単身で、仕事のためにこの漁港に来てから数ヶ月になる。その仕事とは、年金暮らしのホームレス、大和剛の様子を調査し、依頼主に報告することである。浩一は、私立探偵事務所の人間だった。人あたりの良さから、大和や周囲の人々には、市役所の職員だと思われている。大和は頑なに舟での暮らしを変えようとせず、未来に期待しないと言うが、ウミガメの卵の世話し、子どもたちに慕われる一面もあった。島野は大和の心の内を探っていく。◆ホームレスの「ホーム」が意味するものは何なのか、家という「場所」なのか、家族という「人」なのか。それは、自分が大切にしていた、ある「人生の時間」なのではないか。年金暮らしのホームレスの男と、彼を調査し追いかける男の生き方を通して、人間にとっての還れる「人生の時間」について描いていく。◆平成26年度文化庁芸術祭参加作品。

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報道特別番組 内灘闘争 風と砂の記憶

日本海に面した内灘村(現・内灘町)は、村のほとんどを潟と砂丘地が占める人口約6000人の漁村だった。1950年に朝鮮戦争が勃発すると、米軍は日本企業に砲弾を発注し、その性能を検査する試射場が必要となった。内灘村議会、石川県議会をはじめ反対運動が高まったが、内灘村長は補償金などを条件に試射場受け入れを承諾。しかし1953年4月まで4ヶ月の期限付きだった試射場を、政府は永久接収を目論み、継続使用を決定した。対する村民達は永久接収反対実行委員会を結成し、労働組合や学生など全国からの支援を受け入れる。試射が再開されれば永久接収を止められない。6月15日の試射再開前夜、試射場内の権現森の座り込み小屋に向かう一団と警官隊がついに衝突し、反対運動は頂点に達した。翌日試射が再開され、「浜返せ」と叫ぶ“おかか”たちの目前で砲弾が炸裂した。基地はいらないと全国を揺るがした内灘闘争から約60年。内灘村は人口2万7千人のベッドタウンとなった。「風と砂の館」前館長の西尾さんは、「あの頃の人たちは戦争に進むかどうか、ここが分岐点と敏感に感じていた。ボートは後ろを見て漕がないとまっすぐ進まない」と、過去から学ぶことの大切さを訴える。


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