テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ラジパルス香里が行く!伝統野菜の今

番組ID
R21552
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年03月01日(日)12:00~12:59
時間(分)
59
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
秋田放送(ABS)
製作者
秋田放送(ABS)
制作社
秋田放送(ABS)
出演者
スタッフ
構成:松田千穂、演出:松田千穂、制作:佐々木偉性
概要
その土地で古くから作られてきた伝統野菜は、地域の食文化とも密接に関わっていたが、大量生産の時代に、生産の手間や揃いが悪いなどの理由で衰退した。しかし今、伝統野菜に再び注目が集まり、秋田県はこれまでに伝統野菜30品目を発掘している。午後ワイド番組のラジオ中継車「ラジパル」のコーナーは、約2年かけてそれらを紹介してきた。「山内にんじん」は長くて収穫しにくく、強い香りが子供に敬遠されたが、わずかに2戸の生産者から復活を遂げた。「雫田カブ」はその地域だけで食べられてきたが、有名シェフにも注目され、新しい料理の可能性を秘めている。畑のキャビアとも呼ばれる「とんぶり」は、秋田伝統野菜の代表。その加工場から3日がかりの加工過程を紹介する。番外編として、「ボタメ系ワカメ」は、メカブのねばりと柔らかさが特徴の秋田の在来種で、現在品種改良が進められている。個性豊かな伝統野菜を産地に訪ね、その歴史や特徴、おいしい食べ方を生産者に聞いていく。

同じ年代の公開番組

この光は消さない マリンピアは不滅です

2015年5月10日、マリンピア松島水族館は営業最終日を迎えた。1927年に県内の事業家が開業し、戦中・戦後に一時営業が途絶えたものの、国内2番目に長い88年の歴史を誇る。社長の西條直彦さんは1969年から経営に携わり、オイルショックで人手と資材が不足する中、自ら新水族館の建設に汗を流した。また持ち前の好奇心とチャレンジ精神で数々の生き物を求め、時には現地の海にまで船を出した。こうした熱い思いに応えてきたのが、神宮潤一さんら飼育員たちだ。マンボウの飼育日数世界記録達成、日本初のイロワケイルカ繁殖などの快挙を生んだ。また東日本大震災後は1か月半足らずで再開し、神宮さんは水族館が多くの人々に勇気と希望を与えるオアシスのような存在だったことを実感した。営業最終日、松島のシンボルには名残を惜しむ多くの人々が詰めかけた。閉館セレモニーの余韻が残る中、西條・神宮両氏は、それぞれの水族館人生を振り返り、次なる夢や目標を語った。水族館の歴史の節目節目に隠されたドラマを、関係者の証言から綴る。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組