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ラジオ番組

クラシックの迷宮 マイスタージンガー日本公演 

番組ID
R21489
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年03月29日(土)21:00~22:00
時間(分)
60
ジャンル
music_note
音楽
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
制作:金沢達也、制作統括:西川彰一
概要
音楽評論家の片山杜秀が、古今東西のクラシックの名曲を独創的な視点で論じる音楽番組。(2013年1月放送開始)毎月第4週目はNHKアーカイブスの歴史的音源から、片山がリスナーに届けたい作品を紹介する。◆今回は、ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」日本初演(1960年11月、日比谷公会堂)のハイライトを紹介する。戦後、文化国家としての日本を押しだすべく都民劇場は積極的に公演を企画していた。1959年「火刑台上のジャンヌ・ダルク」に次いで日本初演となった本作より一部を聴く。曲目は、「第1幕 前奏曲」、「第1幕 第3場『試験の歌 さあ始めなさい』」から第3場終わりまで、「第3幕 第5場『マイスタージンガーの入場』」から終わりまでを聴く。

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日本海に面した内灘村(現・内灘町)は、村のほとんどを潟と砂丘地が占める人口約6000人の漁村だった。1950年に朝鮮戦争が勃発すると、米軍は日本企業に砲弾を発注し、その性能を検査する試射場が必要となった。内灘村議会、石川県議会をはじめ反対運動が高まったが、内灘村長は補償金などを条件に試射場受け入れを承諾。しかし1953年4月まで4ヶ月の期限付きだった試射場を、政府は永久接収を目論み、継続使用を決定した。対する村民達は永久接収反対実行委員会を結成し、労働組合や学生など全国からの支援を受け入れる。試射が再開されれば永久接収を止められない。6月15日の試射再開前夜、試射場内の権現森の座り込み小屋に向かう一団と警官隊がついに衝突し、反対運動は頂点に達した。翌日試射が再開され、「浜返せ」と叫ぶ“おかか”たちの目前で砲弾が炸裂した。基地はいらないと全国を揺るがした内灘闘争から約60年。内灘村は人口2万7千人のベッドタウンとなった。「風と砂の館」前館長の西尾さんは、「あの頃の人たちは戦争に進むかどうか、ここが分岐点と敏感に感じていた。ボートは後ろを見て漕がないとまっすぐ進まない」と、過去から学ぶことの大切さを訴える。


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