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ラジオ番組

FMシアター 心にナイフをしのばせて

番組ID
R20888
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放送日時
2010年01月23日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
原作:奥野修司、脚本:原田裕文、演出:望月良雄、制作統括:小松隆一、音楽:渡辺博也、技術:糸林薫、効果:石川恭男
概要
いわれなき凶悪犯罪に巻き込まれた被害者の遺族は、心の中に深い傷跡を残している。40年前に実際に起きた高校生の少年による同級生の殺人事件に、マスコミの報道は加熱したが、急速に忘れ去られた。ノンフィクション作家の奥野修司氏はある事件をきっかけにこの40年前の事件の取材を始め、時間をかけて被害者の声に耳を傾けていく。歳月は悲しみを癒さないと語る遺族と、その一方で少年法に守られた加害少年。長年にわたって取材を続けた奥野氏は、ルポの最後、遂に事件の遺族の心の真実に到着する。◆奥野氏のルポルタージュを原作に、ドキュメンタリータッチのドラマとして描く。原作:奥野修司、脚本:原田裕文、出演:矢崎滋、三田和代、麻生祐未ほか
受賞歴
ギャラクシー賞(第47回優秀賞)

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忘れんようにしんさいよ 作曲家・川崎優が伝えるヒロシマ

川崎優さん(86歳)は、被爆体験がある唯一の現役音楽家とみられている。彼が作曲した「祈りの曲 第一『哀悼歌』」は毎年広島市の平和記念式典で演奏されている。川崎さんは東京出身。音楽学校在学中に学徒動員され、音楽家の耳を買われて特殊任務に就き、体を壊して父の郷里広島に身を寄せていて被爆した。爆心地から約1.5キロで瀕死の重症を負ったが、一命を取りとめ、その後フルート奏者・作曲家として国際的に活躍。被爆30年を機に市に献呈したのが「祈りの曲 第一」だ。この曲ができるまでに10年の葛藤があった。その後川崎さんはライフワークとして第二、第三と作曲し、被爆者であることも隠さなくなった。以来35年、この曲は市内の高校生らに演奏され続けている。一方、原爆の惨状を伝え、平和を訴える原爆音楽は2000曲以上あるとみられる。市民団体が企画したコンサート「ヒロシマ音の記憶」に川崎さんが招かれ、新曲「祈りの曲 第六」を初演し、被爆体験を語った。だが、そこでも語れなかった苦い記憶。その記憶を川崎さんが語る。原爆のことが忘れられないように。◆被爆65年RCCラジオ特別番組


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