テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

Metis魂の音色 津波から蘇ったピアノ

番組ID
R20721
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年05月27日(日)15:00~15:55
時間(分)
54
ジャンル
music_note
音楽
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
FM NACK5
製作者
FM NACK5
制作社
FM NACK5
出演者
スタッフ
制作:村木益実
概要
東日本大震災の津波で被災したピアノに出会ったレゲエソウルアーティストMetisの1年にわたる精力的な活動を追う。◆Metisは東日本大震災の慰問の途中、宮城県七ヶ浜町で被災したピアノと出会った。そのピアノは津波に遭い、浜に半分以上埋まっていた。Metisはピアノの魂の叫びを聞き、修復を決意する。ピアノは泥と潮でひどい状態だったが、彼女の熱意に打たれた一人のピアノ職人が修復を引き受けた。Metisは被災地を度々訪ね、自分の無力さに苛まれながらも音楽の力を信じ、明日への希望を込めた新曲「太陽みんなを照らせ」をつくる。多くの人の願いが込められたピアノは蘇り、翌年3月に七ヶ浜町で子ども達と共演。Metisはピアノと共に忘れてはいけないこと、伝えていくことの大切さを歌う。ピアノは町に寄贈されることになった。
受賞歴
日本放送文化大賞(第8回グランプリ候補)

同じ年代の公開番組

原爆の日ラジオドキュメンタリー いま遺品が語る 〜あるアメリカ人詩人のヒロシマ〜

福島第一原発の事故が起きた今、核のない世界の実現に向けてヒロシマが発信できるメッセージとは何かを考えるラジオドキュメンタリー。◆詩人のアーサー・ビナードさん(45歳)は、この夏、写真絵本「さがしています」を出版した。広島市の原爆資料館に保管されている被爆者の遺品を擬人化し、その目線で核の恐怖を語る物語だ。これまで日本語で多くのエッセイや絵本を発表してきたアーサーさんは、17年前旅行で訪れた原爆資料館で目にした「ピカドン」という言葉に、初めて「原爆を落とされた」側の気持ちを知り、以来、いつかはヒロシマをテーマにした作品を描きたいと思っていた。そこに福島第一原発の事故が発生。人類が再び核の恐怖に直面した今、アーサーさんはヒロシマを語る意味が変わったと考えている。「遺品はフクシマを見るためのレンズなんだ。ヒロシマは過去の話ではない。」遺品の持ち主の家族や福島県南相馬市の被災地を訪ね、核によって断絶された人間の生活を見つめることで、遺品に語らせる言葉を紡ぎだそうとるするアーサーさんの創作の道のりを追った。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
原爆の日ラジオドキュメンタリー いま遺品が語る ~あるアメリカ人詩人のヒロシマ~

福島第一原発の事故が起きた今、核のない世界の実現に向けてヒロシマが発信できるメッセージとは何かを考えるラジオドキュメンタリー。◆詩人のアーサー・ビナードさん(45歳)は、この夏、写真絵本「さがしています」を出版した。広島市の原爆資料館に保管されている被爆者の遺品を擬人化し、その目線で核の恐怖を語る物語だ。これまで日本語で多くのエッセイや絵本を発表してきたアーサーさんは、17年前旅行で訪れた原爆資料館で目にした「ピカドン」という言葉に、初めて「原爆を落とされた」側の気持ちを知り、以来、いつかはヒロシマをテーマにした作品を描きたいと思っていた。そこに福島第一原発の事故が発生。人類が再び核の恐怖に直面した今、アーサーさんはヒロシマを語る意味が変わったと考えている。「遺品はフクシマを見るためのレンズなんだ。ヒロシマは過去の話ではない。」遺品の持ち主の家族や福島県南相馬市の被災地を訪ね、核によって断絶された人間の生活を見つめることで、遺品に語らせる言葉を紡ぎだそうとるするアーサーさんの創作の道のりを追った。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組