テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

WORDS IN THE NATURE ~童話の世界から今を考える~

番組ID
R20457
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月30日(月)01:00~01:55
時間(分)
55
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
ZIP-FM
製作者
ZIP-FM
制作社
ZIP-FM、office ollie
出演者
スタッフ
制作:松本憲和、演出:夏原拓朗
概要
愛知県の知多半島にある半田市で生まれ育った童話作家、新美南吉(1913-1943)。「ごんぎつね」「手袋を買いに」「おじいさんおランプ」などの作品は、小学校の教科書などで誰もが一度は読んだことのある童話だ。彼の作品にはどこか懐かしい日本の風景や情感がある。キツネをはじめ、里山で見ることのできる数多くの動物や植物が登場し、そこに暮らす人間たちの生活が素朴な感覚で描き出されている。南吉作品の舞台は、彼が生まれ育ち、愛した半田市岩滑地区だ。そこには今でも小さな里山が残っている。物語の舞台となった場所の散策と、専門家へのインタビューを中心に、新美南吉と彼の作品の持つ世界観を探る。また、身近な自然環境、人間と自然の共存について考える。「おじいさんのランプ」に登場する半田池や、「ごんぎつね」で鰻を獲る矢勝川は今も残るが、護岸工事や外来種のため、南吉が描いた当時とは異なる姿になっている。

同じ年代の公開番組

ラジオで、つなぐ。 震災ドキュメント 故郷のかけら

KBS京都ラジオは、東日本大震災から1ヶ月後(4月11~13日)と2ヶ月後(5月14・15日)に宮城県を訪れ、ボランティア拠点や避難所、瓦礫の街、商店街などを歩いて人々から話を聞いた。被災者やボランティアらの肉声で被災地の現状を綴る。◆4月、登米市の旧鱒渕小学校に本部を置くボランティア団体のスタッフが、これまでの思いや現時点での問題点を語る。次に出会った被災者グループは、二次避難所を探していた。世代などによって今後のビジョンも異なる。旧鱒渕小学校避難所で開かれるはずだった音楽会の結末も見届ける。石巻市女川総合体育館や南三陸町志津川小学校では、被災者が震災当日の出来事を振り返る。石巻市の商店街では、注文した新入生と家族を気遣いながら、制服店が一軒だけ営業していた。気仙沼市小泉中学校では阪神淡路大震災を体験した男性に会う。◆5月、再び宮城県を訪れる。今後の生活に不安を抱える高齢者、仕事再開に向けて動き出した漁師、震災を次代へ伝えるべく奮闘する教師。それぞれの言葉の背後には、確実に動いている被災者の時間があった。最後は、ツイッターを通じて失われた故郷への思いを叫ぶ福島市在住の詩人、和合良一さんが「詩の礫」を朗読。悲しみの中に一縷の希望を見出した一編の詩に耳を傾ける


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組