テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ラジオ関西 おもしろ神戸学

番組ID
R03113
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年09月11日(月)07:17~07:21
時間(分)
38
ジャンル
school
教育・教養
放送局
ラジオ関西(CRK)
製作者
ラジオ関西(CRK)
制作社
ラジオ関西(CRK)
出演者
スタッフ
演出:佐々木孝昌、制作:池添哲也
概要
開局55周年にあたって、地元神戸・兵庫を見つめ直し、楽しく学び、再発見する番組。毎回、神戸ゆかりの人物が神戸にまつわる歴史、文化、風俗などを語る約4分の番組で、2006年7月から2008年3月末にかけて放送された。◆公開する37分版の内容は、田辺眞人「六甲山」、小曽根実「離宮道」、田辺眞人「神戸」、横山ノック「新開地の思い出」、佐川満男「終戦後の塩屋」、本地眞穂「三宮町」、田中まこ「映画記念碑」、山崎整「みなと音頭」、田辺眞人「菊水山と有馬街道」、正木明「六甲おろし」。(2006年9月11日~22日の10回分)

同じ年代の公開番組

明治人物伝 魅惑の奇術師 松旭斎天一

日本の近代奇術の草分けである松旭斎天一(1863~1912)は福井市出身。しかし生誕から150以上経った現在では、福井市民でさえその名を知る人は少ない。番組では当時の資料を読み解き、研究者や関係者の証言を基に構成し、稀代の奇術師・松旭斎天一の魅力を伝え残す。◆日本奇術協会会長の北見マキさんは「松旭斎天一がいなければ、今につながる奇術の発展はなかった」と断言する。いま協会に「松旭斎」と名の付くマジシャンは14組いるが、天一の流れを受け継いでいるのは唯一人。ポールモーリアの「オリーブの首飾り」を初めてBGMに使った松旭斎すみえさんは「本流でない」ことを語ってくれる。天一の流れを汲む奇術師、それは松旭斎広子さんだ。広子さんは「一門がいなくなったのは時代の流れ」とつぶやきながら、それでも名前を守っていきたいと語る。◆番組には愛知江南短大教授の河合勝氏が解説出演。天一関係のポスターやプログラム、写真を数多く収集している研究者である。解説を基に、当時のステージを架空実況で再現していく。天一が東京・歌舞伎座で行った口上の原稿からは、奇術に取り組む真摯な姿勢が伝わってくる。それは時を超えて今のマジシャンへ向けたエールにも聞こえる。その他、マジック用品会社のテンヨーや福井市立郷土歴史博物館、されに天一が眠る菩提寺を取材し、今に生きる天一の息吹きをさまざまな角度から探る。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成brush演芸radioラジオ番組