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ラジオ番組

FMシアター はるさんの日記

番組ID
R02955
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放送日時
2006年01月07日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
原作:古厩志津子、脚色:東多江子、演出:川野秀昭、制作統括:青木信也、音楽:桑原研郎、技術:高橋英明、効果:浜口淳二
概要
自信家で気丈だった母、はるが認知症になった。急に別の世界に入って自分が活躍していた昔の様子を話したり、町に出てもどこに行くつもりだったか分からなくなったり。50歳になる娘のしづこにとって、母はいまだに一人前と認めてくれず、時にはきつい言葉を投げかけ、傷つけられたりもする存在だった。そんな母が、認知症になって見せる少女のようにか弱い部分。母に認めてもらいたいと思っていた娘がいつのまにか「母」のような立場で母に接することになる。はるさんの「別の世界」と、現実世界での母娘のやりとりを交錯させながら、その全てを受けとめる娘の姿を通じて、認知症を生き抜く母娘の心のふれあいを描く。◆第18回銀の雫文芸賞受賞作のラジオドラマ化。原作:古厩志津子、脚色:東多江子、音楽:桑原研郎。出演:伊藤蘭、佐々木すみ江、長谷川博己、小川隆市ほか。2006年ABU賞受賞。
受賞歴
ギャラクシー賞(第43回選奨)

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不毛の連鎖~モラルなき森からの伝言~

札幌市郊外の閑静な住宅地。その近くの一見美しい森は、実は北海道でも最大級の不法投棄の現場である。森の中に廃車や電化製品の山がおよそ300mに渡って続いている。◆ゴミの森の主とも言える男性がいる。男性は10年前から森に住み、廃棄物を売るなどして生計を立てている。ゴミではないのか?との追求にも男性は「有価物=商品」だとして、一歩も譲らない。さらに取材の結果、勝手に他人の土地に廃棄物を置いていることも判明した。「誰も迷惑していない」と開き直る男性。◆札幌市はこれまで、民有地であり、男性がゴミではないと主張するため手をこまねいてきた。しかし環境省が去年8月、行政指導の指針を改定したため、市が「廃棄物」だと判断すれば、改善命令や告発が可能になった。札幌市はこの春、雪が解けるのを待って森に入り、ゴミの一掃を目指して男性と交渉を始めた。◆「法律が俺の後から出来た」と勝手な言い訳を並べ、市の担当者と丁々発止のやり取りを繰り広げる男性。会話はかみ合わぬままである。市は最終手段として、行政代執行も視野に入れているが、現場が民有地でもあり、多額の税金の投入には市民の理解が得られない恐れもある。結局現状の打破には男性の合意が必要で、今も堂々巡りが続いている。◆説得する市の担当者と、どこ吹く風の男性。札幌のゴミの森で繰り広げられるゴミを巡る騒動。物言わぬ森からは、今日も男性の作業の音が聞こえてくる。HBCラジオドキュメント。


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