テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

下地勇 ぴっチャージタイム ある日の宮古スペシャル

番組ID
R02932
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月28日(日)19:30~20:00
時間(分)
30
ジャンル
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
エフエム沖縄(FM沖縄)
製作者
エフエム沖縄(FM沖縄)
制作社
エフエム沖縄(FM沖縄)
出演者
スタッフ
原作:下地勇、脚本:下地勇、構成:山川悦史、演出:山川悦史、制作:山川悦史、制作:垣花勝也、音楽:下地勇、技術:山川悦史、効果:山川悦史
概要
レギュラー番組「下地勇ぴっチャージタイム」の特別編。コーナー「ある日の宮古」をスペシャルで特集する。◆パーソナリティの下地勇は宮古島市久松出身のアーティスト。沖縄本島から南西約300キロに位置する宮古諸島は、風光明媚な海に囲まれた独特の言葉と文化を育む地域である。「ある日の宮古」では、下地が幼い頃に見た風景や情景、おじぃ・おばぁが語る言葉を一人語りで紹介していく。◆このスペシャルでは、宮古の人の温かさ、地域のコミュニケーションを綴った五話をセレクト。便利な時代に忘れられたモノや地域の風習などを、下地の話術を活かしたシンプルな構成で綴り、ラジオだから伝わる下地勇の人となり、宮古の魅力を追求する。◆第一話「おばぁのお店~便利な時代に忘れられたモノ~」、第二話「久松漁港に立つ少年~体育着物語~」、第三話「サバニ(繰舟)漂流おじぃ~強靭な精神と愛嬌~」、第四話「訛り節だよ宮古島~17歳の思い出~」、第五話「きび刈り青年隊~島のやんちゃな青年の優しさ~」。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

明治人物伝 魅惑の奇術師 松旭斎天一

日本の近代奇術の草分けである松旭斎天一(1863~1912)は福井市出身。しかし生誕から150以上経った現在では、福井市民でさえその名を知る人は少ない。番組では当時の資料を読み解き、研究者や関係者の証言を基に構成し、稀代の奇術師・松旭斎天一の魅力を伝え残す。◆日本奇術協会会長の北見マキさんは「松旭斎天一がいなければ、今につながる奇術の発展はなかった」と断言する。いま協会に「松旭斎」と名の付くマジシャンは14組いるが、天一の流れを受け継いでいるのは唯一人。ポールモーリアの「オリーブの首飾り」を初めてBGMに使った松旭斎すみえさんは「本流でない」ことを語ってくれる。天一の流れを汲む奇術師、それは松旭斎広子さんだ。広子さんは「一門がいなくなったのは時代の流れ」とつぶやきながら、それでも名前を守っていきたいと語る。◆番組には愛知江南短大教授の河合勝氏が解説出演。天一関係のポスターやプログラム、写真を数多く収集している研究者である。解説を基に、当時のステージを架空実況で再現していく。天一が東京・歌舞伎座で行った口上の原稿からは、奇術に取り組む真摯な姿勢が伝わってくる。それは時を超えて今のマジシャンへ向けたエールにも聞こえる。その他、マジック用品会社のテンヨーや福井市立郷土歴史博物館、されに天一が眠る菩提寺を取材し、今に生きる天一の息吹きをさまざまな角度から探る。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成brush演芸radioラジオ番組