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ラジオ番組

月の音色

番組ID
R02906
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月15日(月)19:00~21:00
時間(分)
44
ジャンル
music_note
音楽
放送局
長崎放送(NBC)
製作者
長崎放送(NBC)
制作社
長崎放送(NBC)
出演者
スタッフ
制作:千々和直子、制作:平松誠四郎、演出:千々和直子、技術:小田京子、構成:千々和直子
概要
“一日の疲れを癒したい”そんなときにゆっくりと耳を傾けてくつろげる、大人向けの音楽番組。寄川淑仔アナウンサーが優しいトークで心癒される話題を届けながら、メッセージとリクエストに応えていく2時間の生放送。(2006年4月3日放送開始)◆主なコーナーは、リクエスト紹介、毎回一つの楽器に注目して紹介する「音色にホッ」、月夜に似合う素敵なゲストに話を聞く「月夜のお客様」、美しい日本語を紹介する「ことばの音色」など。この日のゲストは、長崎市にある月の美術館館長の山崎さん。

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ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


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