幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。２回シリーズで東京の下町言葉に関心を持つ作家の森まゆみさんを迎える。第１回は下町のくらしと言葉について伺う。聞き手は秋山和平。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は長野民謡と兵庫民謡の２回目。両県に伝わる山と海の仕事唄を聴く。曲目は長野の「熊曳唄」「野良唄（エーヨー節）」、兵庫の「艪漕唄」「手繰網唄」。

敗戦後の昭和２１年から１１年間、山形県旧戸沢村の山野は強制的にアメリカ軍の実弾射撃場とされ、村民たちは苦悩の日々を過ごした。生き証人たちの証言を通じて埋もれた戦後史を検証し、沖縄の基地問題につながる日米安保と地域住民とのかかわりに光をあてる。取材中に発掘された録音テープが、実弾射撃場のあった当時の実景を生々しく伝える。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は静岡民謡と滋賀民謡の２回目。両県の長持唄を聴き比べる。曲目は滋賀の「長持唄」、静岡の「長持唄」「日坂馬子唄」。

「スペシャルオリンピックス」は障害者のためのスポーツ競技会。１９９１年、熊本から参加した少女選手が体操競技で銀メダルを獲得したのをきっかけに、障害者のためのスポーツ・プログラムが熊本からボランティア運動としてスタートした。４年後の世界大会に選手団を送り出すまでの、ボランティアたちの情熱的な頑張りと障害をもつ子供たちの成長を追った記録。

阪神大震災で亡くなった一人の青年の原稿が瓦礫の下から掘り出された。小説家への夢を果たすことなく逝った彼の夢がどう形を変え、他者へ引き継がれていくのか。両親、恩師、級友達の証言で綴る。阪神大震災一周年特別番組・ラジオドキュメンタリー。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は福井民謡と和歌山民謡の１回目。両県の行事の唄を聴く。曲目は和歌山の「節句の唄」「七夕の唄」、福井の「左義長ばやし」。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。漫才師のコロムビア・ライトさんは５年前に咽頭がんで声帯を切除したが、食道を発声させる訓練で声を取り戻した。がん征圧月間に寄せて、自らの体験を語る。３回目は、術後の発生訓練と、患者の会「銀鈴会」について語る。最初は「あ」という声も出なかったが、妻の協力で少しずつ声を取り戻していく。