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ニュース映画

大毎ニュース 492 新春もちつき風土記

番組ID
N01116
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1961年01月03日(火)
時間(秒)
170
カテゴリ
社会
概要
米どころの佐賀県白石平野では、名物餅すすりで細く長くと新年の縁起を祝う。大阪府貝塚市は水間寺に伝わる千本づき。その昔、行基大僧正が聖観世音菩薩の尊像を拝受したお祝いに、十六童子が木を切り棒を作ってついたのが始まりである。「厄難厄除け観世音」と、たかだかとつきあげた。京都島原の角屋では、くるわ情緒の名残をとどめて色香も匂う餅つきの行事である。日光東照宮では身を清めた神職たちが、霜夜の真夜中から明け方にかけて、土間をゆるがせて威勢のいい杵の音を響かせる。北海道江差町では、ニシン漁の賑わいを餅つきばやしで再現する。色とりどり各地からの餅だよりである。

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50年に一度の大遠忌ラッシュを迎える京都。東本願寺では親鸞聖人7百回忌を前に大修理が行なわれ、信者誘導にお坊さんが無線電話のトレーニング。負けてはならじと西本願寺は1万2千人を収容する特設スタンドを作り、信者のおいでを待っている。大法要の営まれる本堂の扉をはずして、全部見られますという仕組。皮算用を胸に手ぐすねひくのは仏具屋さん。漆塗りも猫の手も借りたい忙しさである。1961年3月1日は知恩院の法然上人750年大遠忌。華頂山はざっと5万人の善男善女で埋まり、名物レディーポリスも整理に一役買う。お坊さんは信者拡張のチャンスとばかり、先頭に立って庭儀と称する大デモンストレーション。婦人詠唱隊の大合唱がお山に轟く。ハモンド・オルガンに鐘、太鼓の鳴物入りで大法要が始まれば、入りきれない人々はお寺の有線テレビでどうぞ。本堂に至る回廊は数珠を手にした信者の数珠つなぎ。押し合いへし合い焼香台に近づけば唯一念に南無阿弥陀仏。しかし、ありがたやありがたやも後がつかえて、とどのつまりは札止め制限。一方旅館は千客万来、やっと一息ついたお客さん、ここでようやく安心立命を得たようである。


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