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ニュース映画

毎日世界ニュース 432 もめる防衛体制

番組ID
N00885
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上映日
1959年11月18日(水)
時間(秒)
214
カテゴリ
政治・経済
概要
1959年11月10日、大詰めにきた安保条約改定交渉の内容を、藤山愛一郎外務大臣が国会に報告した。参議院では次期主力戦闘機をめぐって、矢島三義氏と辻政信氏が赤城宗徳防衛庁長官を追求する。国会の外では急ピッチに進められる防衛体制に、労働組合や学生たちが反対デモを繰り返している。東海村の原子力研究所のすぐ隣にある那珂湊米軍演習場では、連日爆弾投下演習が行なわれている。田畑に爆弾が落ちて来るのも珍しくないという有様に、こんな物騒な事はないと地元の人々が反対運動に立ち上がった。沿岸の漁場を演習場にとられた阿字ケ浦の漁港では、船は浜に打ち上げられ、見る影もない。防音装置を備えた学校でも、子供たちの声は爆音に消されてしまう。国民の不安をよそに、防衛体制は着々と速度を早めているようだ。

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毎日世界ニュース 420 深刻化する中小企業スト

7ヵ月の長期にわたって揉め続けた東京池袋の文士経営の人世坐が、ついに経営難を理由に解散した。社長の三角寛氏が従業員に解散を通告。放り出された組合員は偽装解散だと激しく詰め寄ったが、話し合う余地も無く完全に物別れ。このところ長期の泥沼闘争におち入った中小企業の争議が増えて、生活資金をアルバイトで食いつなぐ労働組合員の表情も日毎に深刻化。日経連の後押しで強気の経営者は、こうした労働組合員の弱まるのを待っている。団体交渉の道も閉ざされて、籠城生活を続ける労働組合員たち、上部団体の後押しで立ち上がったものの、長い闘争に資金も途絶えがちだ。一日一人5円の副食費では、健康に異常をきたす者も出る有様。それでも解決の糸口の無い深刻な闘争だ。ついに1959年8月19日、江東区田原製作所では会社側が人を動員して、出荷強行の挙に出たため、工場内で頑張る第1組合員に、第2組合員と警官隊が突入して乱闘騒ぎとなり、第1組合員のひとりが心臓のショックで死亡した。中小企業ストがうんだ最初の犠牲者だ。感情的な対立のために再びこの悲劇を繰り返さないよう、労使ともに正しい争議ルートに則った平和的解決に乗り出して欲しいものだ。


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