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ニュース映画

毎日世界ニュース 431 持ちこまれた空の“戦力”

番組ID
N00880
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上映日
1959年11月11日(水)
時間(秒)
131
カテゴリ
社会
概要
2百機で720億円にのぼる高い買物、航空自衛隊の次期主力戦闘機に何を選ぶかで注目を浴びた源田実調査団は、1959年11月6日、赤城宗徳防衛庁長官に報告書を提出した。その夜あわただしく首相官邸で開かれた国防会議では、前年の内定を覆してロッキードに軍配があげられ、目にみえぬ空中戦として政治問題にまで及んだグラマン騒動は、3年ぶりに勝負が決まった。次期主力戦闘機に選ばれたロッキードF‐104は、音速の2倍以上のスピードと優れた上昇性能を持つジェット機で、源田航空幕僚長も自らテストを行なったと言われるが、世界の各国が軍縮に進もうという折りから、公営アパートなら72000戸が建つという高い買物に批判が集まっている。同じ日、問題のミサイル、サイドワインダーがこっそりと小牧基地に空輸され、不意を衝かれた日本労働組合総評議会の面々は、防衛庁の小幡治和政務次官に詰め寄って「安保条約による米軍基地という治外法権を利用して、核武装を進めようとする卑劣な行為が許せない」と防衛庁に強く抗議した。

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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