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ニュース映画

毎日世界ニュース 415 日米対抗水上

番組ID
N00810
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上映日
1959年07月22日(水)
時間(秒)
151
カテゴリ
スポーツ
概要
ローマオリンピックの前哨戦、第5回日米対抗水上競技大会は、1959年7月20日から神宮プールで開かれた。200m自由形に山中毅は圧倒的な強みを見せ、2分2秒3の世界新記録で優勝、2着藤本達夫、3着福井誠と何れも大会新記録で日本が独占した。200mバタフライは、アメリカの新鋭トロイが評判通りの見事な泳ぎで、2分17秒2の世界新記録で優勝、那須純哉は2分19秒3の日本新記録で2着に食い込んだ。注目の1500m自由形では、ローズ(豪)、山中、ソマーズ(米)、ブリーン(米)と世界的泳者が激しい競り合いを見せ、息詰まるレースを展開したが、強豪ローズが17分46秒5の日本国際新記録で優勝。山中はラストでソマーズを抜いて、初めて40秒台の17分47秒5の日本新記録で2着となったが、4着までが18分を切るタイムで、6着まで大会新記録という、まさに世界的な大レースであった。

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毎日世界ニュース 436 さよなら日本

1959年12月10日、品川駅の内外を埋めつくした旗の波に送られて、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への第1次帰還が始まった。父の遺骨を抱いた少女も、息子に背負われた老人も、思い思いの希望を胸に集結地新潟に向かうのだ。予想された韓国側の妨害もなく帰還列車は順調なスタートを切った。しかし翌朝新潟駅構内にさしかかった頃、韓国青年行動隊の妨害で列車が一時立ち往生する騒ぎが一度ならずあった。列車は20分遅れて新潟駅に到着。警官隊護衛の中をバスを連ねて宿舎日赤センターへ向かい、第1次帰還者975名の集結を無事に終った。宿舎の周辺は万一に備えて昼夜をわかたぬ厳重な警戒。その中で帰還者たちは問題の意思確認手続きもなごやかに済ませ、日本の小学生が別れに歌うアリランの調べに、旅情を慰めながら静かに船出を待った。14日いよいよ帰国の日。帰還者たちは新潟港に待つ2隻のソ連船に乗船、葛西嘉資本部長(日本赤十字社副社長)から、李一卿(北朝鮮赤十字社副社長)北朝鮮代表に帰還者名簿が引き渡されて、日本とも間もなくお別れである。長い曲折を経て3年ごしにやっと実を結んだ帰国の夢。苦しかった日本での生活も今日で終る。祖国ではきっと温かい歓迎が待っていることだろう。送る人、送られる人、喜びと別離の涙もこもごも氷雨降る新潟港をあとに、第1次帰還船はクリリオン号を先頭に岸壁を離れて、一路清津(チョンジン)港に向かった。


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