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ニュース映画

毎日世界ニュース 410 心臓内のマイク診断 現代の医学

番組ID
N00791
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年06月17日(水)
時間(秒)
146
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
心臓疾患に対する医学の進んできた現在、カテーテルと呼ばれる管を静脈より心臓の内部に通して診断する方法が広く行なわれるようになった。カテーテルによって心臓内の血圧を調べ、また血液中の酸素や、炭酸ガスの量を計るのである。特殊なカテーテルの先につけたコンデンサー・マイクを使って、順天堂大学ではさらに進んだ診断を行なっている。静脈に入れられた心音マイクは上大静脈から右心房に進み、さらに右心室より肺動脈を経て肺の内部に達する。この心臓内でのカテーテルの動きを特殊装置により撮影、マイクは心臓内部での音をとらえた。現代の医学の進歩は、心臓内で録音された音の特質を調べることにより、その治療に明るい前途を約束しているのである。

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4月8日は発明の日。1959年も全国から81件、100人の人々が表彰された。盛んな発明熱を反映して、特許庁に持ち込まれる出願件数だけは世界一流だが、審査員が実際に試験してみなければ納得出来ないものも多いようだ。新発明の電話自動受信器は、外出中でも電話が先方の要件を録音して置いてくれる装置である。発明者の橋本さんは、量産を目指して研究を続けている。星野博士が発明した話題のシンクロリーダー。この成功によって、音の出る新聞が出現した。革命的な発明として既に大量生産が開始された。街の発明家のために作られた発明学校では、ブームに乗り遅れまいとサラリーマンや街のオバサンたちが、大発明が出なくともチョットしたアイデアを生かそうと、身近な日用品の改良を目指して熱心に勉強している。舞台の合間に、楽屋でお弟子さんを使って新作の機械の試運転をする柳家金語楼師匠も、街の発明家の一人である。そば屋の当麻さんは、商売よりも好きと今日も部屋に閉じ込もって発明工夫に熱中している。作品はすべて実用化するのがモットーで、お手製の運搬器にお手製のそばをを積んで、颯爽と街をゆく新時代のそば屋さんだ。


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