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ニュース映画

毎日世界ニュース 407 蕪島のウミネコ退治

番組ID
N00779
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年05月27日(水)
時間(秒)
158
カテゴリ
地域
概要
青森県八戸市の蕪島は今ウミネコの産卵期、卵を抱えたメスの傍で怖い目をしたオスが見張りをし、可愛いヒナがあちこちで誕生している。ところがこのウミネコは、海がシケるとヒナの餌を求めて田圃に襲来、田植の終った水田の苗を踏み倒して、ドジョウやタニシをあさるので、お百姓さんにとっては憎い大敵である。放っておいては一大事と、農林省の捕獲許可書を手に入れてウミネコ退治に勇み立ったが、海辺の青年団からは魚群のありかを教えてくれるウミネコの射殺にはきつい抗議。市からは大事な観光資源を荒らされては困ると、これまたきつい反対にあってお百姓さんもハタと当惑。結局、空砲で脅かすだけで処刑は当分おあずけになったが、心配なのは保護に当っている青年団員、1羽でも異常はないかと毎朝夜明け前から蕪島を見回っている。

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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