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ニュース映画

毎日世界ニュース 373 西陣の人々 労働衛生週間によせて

番組ID
N00647
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1958年10月08日(水)
時間(秒)
133
カテゴリ
地域
概要
京都といえば祇園の舞妓さん。その目も覚めるような踊りを彩る金襴緞子の帯を織る人々は、同じ京都で朝早くから夜更けまで、休みなく機を踏み続けている。1本数万円の西陣帯は、一日10数時間労働で400円の工賃でつくられているのだ。この無理な労働と貧しい環境のため、多くの織り手が身体の変形、胃腸障害、脚気などの職業病に悩まされており、このため病除けの迷信も数多く残っている。そこで、数年前から「自分たちの手で健康を守ろう」という運動が起って、みんなの金で病院がつくられ、いまでは医師と織り手が協力して職業病と闘っている。伝統的文化を誇る西陣に光を灯すために。

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毎日世界ニュース 372 関東・伊豆に豪雨禍 台風22号

1958年9月26日、観測史上最大といわれた台風22号は、風速25mを超える暴風雨を伴って関東南部に上陸した。この台風は各地に予想外の出水をもたらし、特に東京都内では、気象庁始まって以来の400ミリという降雨量を記録、都内各所に崖崩れが起こり、多くの人命が失われた。皇居の石垣も赤土の地肌を見せるなど大きな被害を被った。また、鶴見川の氾濫で東海道線が不通になり、国鉄のダイヤも未曾有の混乱をきたした。この台風のさなか伊豆半島を流れる狩野川は10ヵ所にわたって決壊、流域10ヵ町村は濁流に呑まれ、伊豆の湯の町は一夜のうちに廃虚と化し、河口の大場町は見渡すかぎり流失家屋の残骸で埋まっている。死者行方不明は千三百人を超え、昨年夏の九州諫早を上回る惨事とみられている。交通の途絶えた現地には、ヘリコプターによって救援物資が届けられ、わずかながらも復旧の希望が取り戻された。山間に閉じ込められていた湯治客も、ようやく帰れる目鼻がついたが、このたびの台風による全国の被害は、罹災者およそ53万、田畑の冠水7万2千町歩(約71405ヘクタール)、速やかな復興が切に望まれる。


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