テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

videocam
ニュース映画

毎日世界ニュース 358 街の暴力追放

番組ID
N00590
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1958年06月25日(水)
時間(秒)
150
カテゴリ
社会
概要
銀座の表通りに面するビルの中で、東洋郵船の社長横井英樹氏が、何者かにピストルで撃たれるという事件が起こった(1958年6月11日午後7時過ぎ)。背後には、暴力団が関係しているものとみて警視庁では捜査に全力を挙げている。犯人は渋谷に縄張りを持つ安藤組の一味とみられている。厳重な取締りを尻目に、都内の盛り場は何処も愚連隊が横行する今日この頃。気の弱い者は昼間でも歩けない路地、灯ともしごろともなれば、百鬼夜行して夜毎刄傷沙汰が絶えない。こうした暴力の背景として、売春業者の復活が憂慮され、また悪の温床としてしばしば終夜喫茶が非難されている。たまりかねて地元の人々が街の自衛に乗り出し、手薄なお巡りさんについて深夜のパトロールをしているが、一刻も早く暴力を追放して、明るい街を市民の手に取り戻したいものである。

同じ年代の公開番組

毎日世界ニュース 372 関東・伊豆に豪雨禍 台風22号

1958年9月26日、観測史上最大といわれた台風22号は、風速25mを超える暴風雨を伴って関東南部に上陸した。この台風は各地に予想外の出水をもたらし、特に東京都内では、気象庁始まって以来の400ミリという降雨量を記録、都内各所に崖崩れが起こり、多くの人命が失われた。皇居の石垣も赤土の地肌を見せるなど大きな被害を被った。また、鶴見川の氾濫で東海道線が不通になり、国鉄のダイヤも未曾有の混乱をきたした。この台風のさなか伊豆半島を流れる狩野川は10ヵ所にわたって決壊、流域10ヵ町村は濁流に呑まれ、伊豆の湯の町は一夜のうちに廃虚と化し、河口の大場町は見渡すかぎり流失家屋の残骸で埋まっている。死者行方不明は千三百人を超え、昨年夏の九州諫早を上回る惨事とみられている。交通の途絶えた現地には、ヘリコプターによって救援物資が届けられ、わずかながらも復旧の希望が取り戻された。山間に閉じ込められていた湯治客も、ようやく帰れる目鼻がついたが、このたびの台風による全国の被害は、罹災者およそ53万、田畑の冠水7万2千町歩(約71405ヘクタール)、速やかな復興が切に望まれる。


videocamニュース映画

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.