テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

世界遺産〔343〕 ボイ渓谷のカタルーニャ風ロマネスク様式教会群 スペイン

番組ID
218260
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2003年03月16日(日)23:35~00:04
時間(分)
25
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSビジョン
出演者
ナレーター:寺尾聰
スタッフ
監修:浅野ひとみ、構成:生田萬、テーマ音楽:鳥山雄司、撮影:黒田大介、VE:前川達彦、照明:高原賢一、編集:松尾強、EED:大地昌彦、MA:中村和弘、音響効果:細田謙二、宣伝:小池由起、宣伝:田中瑞穂、デスク:横手直子、AD:吉峰香美、コーディネーター:福原ゆり、コーディネーター:Jordi Molla Castillo、コーディネーター:Nacho Martin Fernandez、協力:藤田潔、協力:Jaume Puyol Lapedra、協力:Paquita Gil、ディレクター:三浦上、プロデューサー:辻村國弘、プロデューサー:大野清司
概要
12世紀、カタルーニャ地方で農村における教会の様式であるロマネスク様式が大いに栄えた。ピレネー山脈の麓、スペインのボイ渓谷には12世紀そのままの教会建築と、大胆な色使いの壁画が残されており、その教会群は2000年に世界遺産に登録された。◆ボイ渓谷はまるで陸の孤島のように山間に閉ざされている。そのため、かつて約800年にわたりスペインを支配したイスラム教の勢力もこの谷には届かなかった。谷の民家は厳しい風雪に耐えるよう、簡素で重厚な石造りである。谷に9つある教会も同様に石造りで、アーチ状の飾りが連なるロンバルド帯と高い塔が、カタルーニャロマネスク様式の特徴である。教会の壁画は国外流失を防ぐため、20世紀始めに国立カタルーニャ美術館に移され、その後教会とともに世界遺産に登録された。◆人面錠前、サンタ・マリア教会、「栄光の聖母マリア」、「最後の審判」、「ダビデとゴリアテ」、サン・クリメン教会の「全能者キリスト」、サン・ジョアン教会、「石打ちの刑を受ける聖ステパノ」、サン・キルス教会

同じ年代の公開番組

世界遺産〔362〕 聖カタリナ修道院 エジプト

シナイ山の麓に紀元前6世紀に建設された現存する世界最古の聖カタリナ修道院は、2002年世界遺産に登録された。◆紀元前13世紀頃、シナイ半島の山中でモーゼは燃えている柴を見つけ、その中から神の声を聞く。モーゼは神の言葉通り、エジプトのイスラエルの民を引き連れ、エジプトを出る。シナイ半島で数々の奇跡を起こしながら、再びシナイ山へ戻って来ると、そこでモーゼは神から「十戒」を受け取る。このモーゼの伝説が残る場所にやがて修道院が作られた。世界最古の修道院として今も20人の修道士が祈りを主体とした生活を続けている。そして修道院には、初期のキリスト教徒が残した聖書の写本やイコンなど貴重なコレクションが収蔵されている。特に聖書の写本はヴァチカン市国に次ぐ重要なものが数多く保存されている。日々修道士たちは自ら農作業を行い、家畜を飼い、そしてパンも焼き、険しい山々が連なる荒れ地で自給自足の生活を送っている。◆聖カタリナ聖堂、イエスの変容、「燃える柴」礼拝堂、全能の救世主、納骨堂、天国の梯子


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組