テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

今日ドキッ!報道スペシャル そして、感染は拡大した

番組ID
217223
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年06月19日(土)16:00~16:54
時間(分)
46
ジャンル
ondemand_video
報道・時事
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
企画:滝沢淳一、制作:眞鍋康志、制作:磯田雄大、取材:竹村研人、取材:長沢祐、取材:泉優紀子
概要
平日の夕方放送されている情報番組「今日ドキッ!」の報道スペシャル。北海道における新型コロナウイルスの感染爆発は避けられなかったのか、再び訪れる感染再拡大を防ぐヒントを考える。◆人生の最期を家族に看取られず、遺体はすぐに納体袋に入れられ、棺には目張り。葬祭会社の代表も「異常でしかない」と話すのは、新型コロナ第4波がつくり出した北海道の光景だ。2021年4月中旬に始まった感染拡大は、何が原因だったのか。「変異ウイルスは感染スピードが早い」と言われる中、行政の対応は後手にまわっていた。感染の拡大を抑えられない札幌市と、ゴールデンウィークを控え、イメージダウンを避けたい北海道。両者の間でにらみ合いが続く中、5月5日、札幌市内で、東京オリンピック・マラソンのテスト大会が行われた。鈴木知事はマラソンのテスト大会が終わった途端、まん延防止措置の要請に動き始める。鈴木知事は、財政再建中の夕張市長時代から菅総理と深い付き合いだ。「オリンピックを成功させたい総理への忖度があったのではないか」という囁きも聞こえてくる中、北海道庁と札幌市役所の水面下の攻防に迫る。

同じ年代の公開番組

日本のチカラ みらいチケット ~子どもたちを支える善意のカレー食堂~

奈良県橿原市にある食堂「げんきカレー」には、子どもたちを支える「みらいチケット」という仕組みがある。店内にずらりと貼られたチケットの中から、1枚を取って注文すると、誰でも1杯200円のカレーを無料で食べることができるのだ。このみらいチケットは、お客さんが会計の際に200円を上乗せして、子どもたちのためにボードに貼ってくれている。この仕組みを始めた店長の齊藤樹さんは、本業の英会話教室で経済状況によって教育格差が生まれる現実に直面し、「誰もがお腹いっぱいになれて勉強もできる場所」を作りたいと思い、3年前に店をオープンした。評判は少しずつ地域に広まり、齊藤さんの思いに共感した企業や農家から、食材を提供してもらえるようになった。今では店を活用して、小学校教師や大学生のボランティアが子どもたちに勉強を教えるなど、学習支援の場にもなっている。子どもたちにとってげんきカレーは、学校とも家とも違う、居心地の良い場所となっているのである。齊藤さんは「地域が当たり前のように助け合うことができる世の中」を目指す。思いやりと笑顔があふれる、カレー食堂の物語。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
映像’21 ソンセンニムと子どもたち ~御幸森小学校 半年間の記録~

在日コリアン3世の民族講師・洪佑恭(ホンウゴン)さんは、教壇に立って30年余り。この春も卒業生に、自分に偽らない人生を送ってほしいと願いを込めて、「自分の根っこを知ろう」、「正しく生きよう」と記した手作りの色紙を手渡した。生野区にある児童数75人の大阪市立御幸森小学校は2021年3月、97年の歴史に幕を下ろした。御幸森には、自らのルーツや文化を学べる課外活動「民族学級」があり、洪さんはその指導の中心的存在。学校も一丸となり「心の中に平和の砦を築く」ユネスコ憲章に沿う「多文化共生教育」を続けてきた。コリアンルーツの子もそうでない子も、洪さんを「ソンセンニム」(先生)と呼んで慕う。閉校までの大切な1年にコロナ禍が襲いかかる。行事が次々中止され、保護者や地域の人も楽しみにする民族学級発表会は2度も延期に。涙ぐむ子どもたち。苦悩する洪さん。それでも、子どもたちとソンセンニムは、学びあい、ぶつかりあい、お互いの思いを寄せあってゆく。別れの日、校門を出ても帰ろうとしない子どもたち。人生の根っこをつくる教育とは何なのか。大阪の公教育のシンボルだった小学校の閉校までの日々を丁寧に追って問いかける。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組