テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ムーブ2019 笑顔が咲く畑 ~人生を見つめる時間~

番組ID
214854
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年11月11日(月)00:50~01:20
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
宮崎放送(MRT)
製作者
宮崎放送(MRT)
制作社
宮崎放送(MRT)
出演者
ナレーション:加藤沙知
スタッフ
テーマ曲:元ちとせ、撮影:松浦覚、MA:平原秀明、美術:佐々木田巳子、ディレクター:濵田紘仁、編集:濵田紘仁、プロデューサー:馬登貴
概要
2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると言われる中、2017年宮崎県都城市に、ある協議会が発足した。その名も「都城三股農福連携協議会」。「農福連携」は、主に障がい者などが農業を通して社会参画を実現しようという取り組みだが、この協議会では認知症高齢者に農作業に参加してもらい、自信や生きがいを取り戻してもらおうと取り組んでいる。発起人は、都城市で農業を営む、岡元一徳さん(47歳)と弟の孝仁さん(45歳)。50年以上農業を営んできた母親がアルツハイマー型認知症を発症したことをきっかけに、農業と認知症を組み合わせることを思いついた。協議会では、認知症など精神疾患の専門病院に畑を作り、認知症高齡者たちと一緒に農作業を行っている。病院内では感情を表に出さない患者たちも、我先に畑へと出てくる。数週間前のことは忘れていても、なぜか畑で学んできたことは覚えているのだ。野菜や花だけではなく、認知症高齢者の笑顔も生み出す小さな畑の2年間の記録。

同じ年代の公開番組

静岡発そこ知り 干物が世界の食を変える 焼津の魚屋 前田尚毅

世界が注目する静岡県焼津市の魚屋「サスエ前田魚店」。その5代目・前田尚毅にしかできない技「脱水」を見るために一流シェフたちが世界中からやってくる。魚を捌くだけでなく、料理に合わせて旨みを増幅させ、食感を変える。さらには5日たっても鮮度が落ちない究極の仕立て「脱水」によって、海外の有名シェフたちにも前田の魚は空輸されている。そんなおいしい魚の仕立て人・前田のもとで魚について学びたいと、タイからシェフたちが4日間修行にやってきた。しかしタイでは、日本と違って魚を生の状態で食べることがあまりない。そんなタイのシェフに今回、前田はどうしても伝えたいことがあった。それは祖父から代々伝わるサスエ伝統の「干物」。現地の魚を使って、塩と水さえあれば天日干しで旨みが増す。その土地の気候に合わせて完成した干物を使えば、もっと魚料理のバリエーションが増えるのではないか。そこで今回、前田が初めて人に教える干物作りの特別講義に密着した。その後、タイに帰国したシェフたちの様子も取材。現地の魚でどんな干物を作るのか。静岡とタイ、魚を通じての国際交流。世界が絶賛する焼津の魚屋・前田尚毅の熱意と想いに迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組