テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

託された夢 木頭再生20年の道程

番組ID
210555
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年12月12日(土)15:00~15:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
四国放送(JRT)
製作者
四国放送(JRT)
制作社
四国放送(JRT)
出演者
ナレーション:保岡栄二
スタッフ
タイトル:宮本靖、撮影:久賀榮二、編集:久賀榮二、CG:四十宮隆志、ドローンオペレーター:仲宗根義典、映像:太田幸助、ディレクター:大谷正憲、プロデューサー:網師本誠司
概要
徳島県・旧木頭村出身であるIT企業の社長が、過疎の進む故郷で特産のユズを生かした町おこしに乗り出した。それはかつて村を二分したダム問題を苦に自殺した父の夢を叶えるためだった。那賀町木頭(旧木頭村)は、かつて「巨大ダムを止めた村」として注目を集めたが、過疎は止められなかった。そんな故郷の再生に立ち上がったのが、東京に本社があるIT企業の社長・藤田恭嗣さん。特産の木頭ユズを加工販売する会社「黄金の村」を立ち上げた。それは19年前、ダム問題を苦に自殺した父・堅太郎さんが生前、夢に描いていたことだった。戦後70年特別番組。

同じ年代の公開番組

メ~テレドキュメント レベル1 ~御嶽山・届かなかった警告~

2014年9月の御嶽山噴火から8ヶ月。死者57人、行方不明者6人という戦後最悪の被害が出たのはなぜか。どうすれば被害を少なく出来たのか。噴火警戒「レベル1」がもたらした悲劇にこだわり、警戒レベルの導入時の経緯や、なぜ警告が届かなかったのか、取材を重ね、検証する。◆大惨事から時間が経過し、大事な家族を失った遺族が、今の心境を語る。それぞれが「なぜ、異常を見せていたのにレベル1=平常のままだったのか」と悔やむ。噴火の2週間前に火山性地震が観測されても、気象庁は「噴火警戒レベルを上げる必要はない」と判断し、御嶽山の研究者も「しばらく様子を見守ることでよい」とした。その根拠は「御嶽教」のシーズンは8月に終わっているので、登山者はいないということだった。だが実際は紅葉の季節で、絶好の登山日和。はじめての登山という小学生も登っていた。昼時の噴火時には、大勢の登山客が頂上付近にいたのだ。◆気象庁は御嶽山を東京からモニター越しにしか観測していなかった。そして警戒レベルを1にしたまま、火山性地震の急増について「解説情報」を伝えていた。しかし地元自治体は「レベル1」であることを根拠に、登山者に情報を伝えることはしなかった。メ~テレほかメディアの多くも、御嶽山の異常を報じなかった。報道機関も専門家も気象庁も、活火山である御嶽山に対して油断があった。番組では、メ~テレの報道機関としての責任についても言及する。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組
津軽のミサオさん 笹餅、ときどき五・七・五

太宰治の出身地としても有名な青森県五所川原市金木町。この町に安くておいしい笹餅がある。ほどよい甘さと素朴な味が、地元の人たちに人気だ。津軽地方に伝わるこの笹餅を作っているのは、88歳の桑田ミサオさん。朝3時に起きて笹餅を作り、自転車で朝市へ運ぶ。餅を包むのに欠かせない笹も、自分で山へ採りにいく。昔ながらの手順で作るため、作業は深夜にまでおよぶ。◆「多忙にて 老いの実感 わきもせず」。ミサオさんは日常で感じた事を五・七・五の17文字にしたためる。作業の合間には、入院中の夫・喜代成さんに会いに行く。喜代成さんはミサオさんの作る笹餅が大好きだが、次第に衰弱して、笹餅も食事も摂られなくなっていく。◆ミサオさんは東日本大震災で被災した岩手県の4つの高校に、無償で笹餅を贈っている。すると高校から笑顔で笹餅を食べている生徒の写真が送られてきた。その笑顔をみるにつけ、自分で行って届けたいと思うようになった。そして、2013年12月に岩手・高田高校へ。生徒たちは笑顔で接してくれたが、苦しみはまだ続いていることを知る。◆2014年の春。最愛の夫が亡くなった。死というものを身近に感じたミサオさんは、津軽に伝わる笹餅をなくさないようにと、後継者の育成に力を注いでいる。老いてなお、明るくたくましく生きる88歳の女性の日々を、ユーモアあふれる川柳とともに綴る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日曜劇場 流星ワゴン〔9〕

絶望の淵に追い込まれ、「もう死んでもいい」とさえ感じていた一雄。そんな時、目の前に停まった不思議なワゴンカーに乗車する。ワゴンが向かうのは、一雄の人生にとって大切な分岐点だ。やがて、決して分かり合えないと思っていた父親・忠雄が同い歳の姿で現れる。後悔の人生をやり直すためのドライブが始まった。原作:重松清。(2015年1月18日~3月22日放送、全10回)◆第9話。一雄(西島秀俊)はようやく好転した過去の世界から、ワゴンへ戻ってきた。やはり自分自身として、美代子(井川遥)と広樹(横山幸汰)に向き合いたい。もう一度だけ大切な場所へ行けないだろうか…。だが橋本(吉岡秀隆)は、「永田さんは、死にます」と返す。一雄が初めてワゴンに乗った夜はとても寒く、一雄自身にもう生きていく気力がなかった。この旅が終わるときが一雄の最期だと言う。忠雄(香川照之)がやり場のない怒りを橋本にぶつける一方、以前から死を覚悟していた一雄は冷静だった。今の自分には、生きるか死ぬかよりも大事なことがある…。一雄はもう一度美代子と広樹に会いたいと強く願い、気がつくと再び過去の世界に降り立っていた。広樹の第一志望校受験の前日、つらさを隠して笑顔を見せる広樹を連れて、一雄は以前忠雄と2人で乗った観覧車に乗る。そして受験当日、一雄と美代子は広樹を送り出し、合格祈願に神社で待ち合わせる。一雄の考えが掴めず苛立つ美代子に、一雄はこれから訪れるつらい未来について話し始める。


recent_actorsドラマtvテレビ番組