テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

とちぎテレビ報道特別番組 震災から5年 ~忘れない~

番組ID
210298
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年03月11日(金)19:00~20:25
時間(分)
77
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
とちぎテレビ(GYT)
製作者
とちぎテレビ(GYT)
制作社
とちぎテレビ(GYT)
出演者
スタッフ
撮影:黒澤邦之、撮影:小川友博、撮影:日下田裕司、撮影:青木一路、撮影:佃龍生、ディレクター:鈴木秀明、ディレクター:菊池康伯、ディレクター:小島宏子、ディレクター:岩村夏輝、プロデューサー:新井謙一郎
概要
東日本大震災から5年。栃木県も甚大な被害を受けたが、普段の生活の中で震災を語ることは少なくなってしまった。明日につなげるため、震災5年のこれまでを振り返り、今を見つめ直す報道特別番組。◆「被災した中学校・卒業生たちの思い」:震災で校舎が損壊した市貝町の市貝中学校。生徒たちは5年前、町外の小学校を間借りして授業を行っていた。当時中学1年生だった生徒は現在高校3年生となり、自分の進む道を真剣に考えている。震災の経験が人生にどう影響したのかを追う。◆「アマチュア写真家が見た被災地の姿」:足利市出身のアマチュア写真家・新井栄司さんは、震災後、陸前高田市の奇跡の一本松を訪れたことをきっかけに被災地の取材を続け、2013年3月に故郷・足利市で写真展を開いた。新井さんはクローン症という病気と闘いながら活動を続けている。アマチュアカメラマンの見た被災地の5年間を、彼の活動と共に伝える。◆「原発事故からの再生・栃木の中のフクシマ」:隣り合う栃木と福島。震災を考える時に最も大きい問題の1つが、東京電力福島第一原子力発電所の事故だ。多くの福島の人が避難を余儀なくされ、栃木で暮らしている現状は、5年経っても変わらない。ふるさと飯舘村を離れて別々に生活を送っている夫婦の思いを描き、さらに那須塩原市民が震災5年後の放射能問題とどう向き合っているのかを取材する。

同じ年代の公開番組

シリーズ輝石の詩 カバチェッポ ~天空の湖に姫鱒を~

秋田、青森の両県にまたがる十和田湖は、2度の火山噴火でできた二重カルデラ湖で、湖面の標高は400mに位置する。このため人々は「天空の湖」と呼んだ。その美しさから十和田湖は北東北有数の観光地として知られる。十和田湖の名物が「ヒメマス」。その味は「マス、サケ類で一番」という人もいるほど。湖畔のホテルや土産物店では刺身や塩焼き、フレンチで提供している。それはどれも「姫」の名がつくにふさわしい上品な味わいで人気を集めている。◆明治初期まで十和田湖は、魚が住まない、住むことができない湖とされていた。湖畔の人々は、十和田湖の神・青龍権現が「生魚を嫌うから」と信じていたという。その十和田湖で半生をかけ、苦労を重ねながらもヒメマスの孵化、放流事業を成功させた男がいる。秋田県鹿角市出身の和井内貞行。和井内の功績は小中学校の教科書の題材にもなった。湖畔に面する秋田県小坂町では、明治の芝居小屋「康楽館」(国重要文化財)で、和井内を題材にした芝居を上演した。江戸期の伝統的な歌舞伎小屋の機能をふんだんに活用し、訪れた観客を楽しませながら、和井内の功績を多くの人に伝えたのだ。◆今も十和田湖の漁協では、ヒメマスの卵を採り、孵化して放流する事業を引き継いでいる。作業に携わる漁師たちには「和井内の思いを継がなくてはならない」という思いがある。番組では、ヒメマスの春の放流から秋の捕獲・採卵、冬の孵化までの一連を、四季折々に表情を変える十和田湖畔の美しい自然をと共に伝える。「カバチェッポ」はヒメマス(姫鱒)を意味するアイヌ語。シリーズ輝石の詩・file.10。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組