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テレビ番組

NNNドキュメント’11 3・11大震災シリーズ24 汚された土 俺のお歳暮も賠償してくれるの?

番組ID
206373
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放送日時
2011年12月19日(月)01:20~01:50
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
ナレーター:浜田治貴
スタッフ
題字:柿沼康二、撮影:佐藤俊彦、ミキサー:山口誠、音響効果:半澤知宏、CG:志田貴宙、ディレクター:井上晃一、編集:井上晃一、プロデューサー:伊藤清隆
概要
「俺のコメ、お歳暮のカタログからはずされたよ…」山形県南陽市の農家、黒澤信彦さんはそう肩を落とした。東京の百貨店からの通告だった。原発事故、風評被害…そんなものに負けられるか、と黒澤さんは土と玄米を検査機関に送った。土からは微量のセシウムが検出されたが、玄米は「不検出」。山形県の検査でも、調査した全市町村で「不検出」だった。しかし消費者は「数字が出ているのに“不検出”。信用できない」と話す。5年前から香港にコメを輸出、アメリカへの進出も夢見ていた。TPPも「好機」と考えていた。「安全性を証明し、コメの信用を取り戻す」“見えない敵”放射能と闘う日々を追いながら、原発問題の側面を浮き彫りにする。
受賞歴
ギャラクシー賞(第49回報道活動部門選奨)

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どさんこドキュメント 届かない最期の声 死因究明の闇

1988年11月、齋藤愼也さん(享年29歳)は北海道北見市のアパート自室の浴槽で死亡していた。警察の判断は「溺死」。事故直前、愼也さんがアパートのガス湯沸器の不調を訴えていたことから、父・武雄さんは死因究明のために司法解剖を求めたが、実施されなかった。しかしわずか5か月後、同じ部屋で次に入居した男女が一酸化炭素中毒で死亡した。原因は同じ湯沸器の故障だった。武雄さんは「息子の死因を特定していれば、2人の死は防げたはず」と、愼也さんの最期の声を聞いてあげられなかったことを悔やんでいる。◆旭川医科大学1階にある剖検室。2010年にここで解剖された遺体は211体。解剖後の検査を含めれば、ほぼ毎日解剖に携わっている計算だ。「これ以上の受け入れは難しい」」と話すのは清水惠子教授。教育と研究という大学の本分が侵され、大学の経営にもプラスにならない司法解剖を積極的に引き受ける機関は減っている。事態は深刻化しつつあり、青森県の司法解剖を一手に引き受けていた弘前大学は、解剖の受け入れを停止した。理由は「責任を持って受け入れられる数を超えた」ことであった。「どこの地方大学でも起こりうる事態」だと関係者は指摘する。◆今の制度では、事件捜査と関係する司法解剖には捜査機関が関心を持つが、事件性がない解剖については監督責任者がいない。制度の不備は、避けられるはずの悲劇を繰り返し続けることを意味している。死はあらゆる人に平等に訪れる。人生の最期の声を聞き取る、全国一律の死因究明制度の確立が求められている。


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