テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

生きる×2 命あればこそ ~生きて演歌の花咲かす~

番組ID
202338
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2008年11月09日(日)06:00~06:30
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)、東北映音、民間放送教育協会
出演者
スタッフ
撮影:渡辺暁史、撮影:横澤信、撮影:山口成順、撮影:堀越武彦、音声:伊藤正樹、MA:鈴木淳巨、CG:泉雄祐、EED:櫻井喜高、ディレクター:菅野祐治、プロデューサー:伊藤明彦
概要
進行性の筋ジストロフィーと診断されてから20年。命ある限り歌い続けたいと、車いすでステージに上がり続ける演歌歌手・木田俊之さんの軌跡をたどり、いまも精力的に活動する姿を追う。◆木田さんが筋ジストロフィーの診断を受けたのは20年前、長男が3歳、次男は生まれたばかりのときだった。効果的な治療法はなく、いつかは歩けなくなるといわれてショックを受け、仕事も失い、死さえも考えたという。妻に支えられながらもなぜ自分ばかりがと思ううち、6歳で同じ病を発症した鹿児島の政所さんと知り合い、新しい道を見出すことができた。座っていても歌なら歌える、家族を養うこともできると、東北各地のコンクールに応募し、みちのくレコード所属の歌手となった。ハリのある明るい歌声は、病を感じさせない。

同じ年代の公開番組

ラララ白山放送5周年記念特別番組 白山の水に抱かれて〔1〕 ~いのちの源への祈り~

「ラララ白山」が放送スタートして5周年。白山からもたらされる「水」の恵みを軸に、白山の知られざる姿を紹介する特別番組。◆22年前、初めて白山を訪れ、とりこになってしまったという写真家の木村芳文さん。白山ろくに移り住んでからは、白山の美しい姿だけではなく、その風景に込められた意味を追求するようになってきた。何気ない田植えの風景。でも、そこには白山からの「水」がある。白山の象徴でもある雪そのものが「水」になって大地に注がれ、人々の営みを支えていることが分かる。木村さんは100年の歴史がある砂防工事の現場を見学し、相当な思い入れで工事が進められてきたことを発見したり、登山道の一つ、加賀禅定道を歩いて、「水」のある風景と白山に多くの人が行き来してきた歴史を探求していく。白山の山頂直下にある「転法輪の窟(てんぽうりんのいわや)」に水のありがたみを実感するルーツがあった。特別な許可で撮影する。◆番組では白山の水に関わる人たちを紹介する。友釣りのおとりになるアユを投網で捕まえる辻さんは、この道70年以上の名人。網を口でくわえて打つ独特な投げ方は、最後の一人といわれる。今でも多いときには1日に200匹近く獲るという。一方、山口さんは昭和9年の手取川大洪水の体験者。当時、濁流に飲み込まれた分教場(分校)にあった半鐘が、ボコボコな姿となって奇跡的に発見された。山口さんはその半鐘の音色をよく覚えているそうだ。死者・行方不明者112人を出した未曾有の大惨事。その歴史を物語る半鐘は、山口さんにとってどのようなものなのだろうか。豊かだった山の暮らしがよみがえる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組