テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

常願寺川砂防100周年特別番組 ちいさな暉石(きせき)

番組ID
016244
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2007年02月24日(土)13:00~14:00
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
recent_actors
ドラマ
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)、MBS企画、北陸チューリップ
出演者
スタッフ
脚本:澤田征士、監督:鐘江稔、制作:森規幸、制作:西山秀樹、美術:山本真平、撮影:豊浦律子、撮影:中根久、撮影:山本博久、撮影:渡辺浩章、録音:宮井昇、照明:阿部健太、照明:薮内優希、編集:服部正樹、編集:加藤由宇、選曲効果:濱谷光太郎、記録:坂井清子、取材:岩井知香子、CG:井口和俊
概要
立山連峰に発し、3000メートルの標高差をわずか56キロで駆け下る常願寺川は、世界でも有数の急流。沿岸の人々は昔から水害、また立山カルデラから流れ出す砂に悩まされてきた。今も続く砂防工事の着工100年を記念し、ドラマを軸にドキュメントを織り交ぜて「砂防」とそれにかかわる「人間」を描く。◆ささいなことで夫とケンカをした麻衣子は、祖母が住む富山へとやってきた。前に訪れたのは10年前、祖父の葬儀のときだった。砂防工事に関わっていた祖父は普段家におらず、不精で無口だった記憶しかない。祖母はそんな麻衣子に、祖父が書き残した「常願寺川砂防作業日誌」を手渡すのだった。

同じ年代の公開番組

1億人の富士山スペシャル 恐怖心より好奇心 楽しきかな富士潜山 ~70歳洞窟探検家 立原弘のメッセージ~

NPO法人火山洞窟学会会長の立原弘さんは、70歳の今も懸垂下降で地中に突入する現役の洞窟探検家。世界中の洞くつを調査し、知り尽くした立原さんにとって、青木ヶ原樹海に点在している富士山の洞くつは未だに好奇心に駆られる対象なのだという。それは空間の大きさや洞くつの規模といった対象のスケールではなく、地質学的に洞くつの生成過程が世界に類をみない特殊な状況なのだという。◆立原さんは時間の許す限り富士山ろくを訪れ、洞くつに潜っては測量や地質調査を行なっている。その過程で、富士の洞窟群がその価値を知らぬがあまりゴミ捨て場になっていたり、破壊されていることに憤りを覚えている。尊い富士山の自然をどう後世につたえていこうか。富士山と人間の接点を模索する立原さんの富士山での活動に同行した。◆そこには息を呑むような世界が広がっていた。青樹ヶ原樹海を進んでいくと、ぽっかりと口をあけた薄気味悪い穴。周囲から内部をうかがう事はできない。ロープを使って懸垂下降していかないと内部には入れない。この洞くつを調査するためには、垂直に30m下降する事が必要で、立原さんは過去に何度も調査に出向いている。何人の立ち入りも拒むかのように険しい形容を見える溶岩洞くつもひとたび内部に入ると、神秘的な世界が広がっていた。長い時間かけて作られた氷柱や氷筍。俗世間では絶対に見られない光景だ。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組