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テレビ番組

にほんごであそぼ〔1〕

番組ID
015946
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放送日時
2003年04月07日(月)08:00~08:10
時間(分)
10
ジャンル
crib
幼児・子供
school
教育・教養
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
アートD:佐藤卓、デザイン:ひびのこづえ、デザイン:宮森隆行、デザイン:三沢紫乃、イラスト:仲條正義、アニメーション:スリー・ディ、アニメーション:遊佐かずしげ、人形:佐久間おさむ、人形:戸川和枝、歌:おおたかしずる、振付:星野利晴、構成:渡辺創、指導:近藤信子、作:高橋康也、監修:齋藤孝、制作:久保なおみ、制作:坂上浩子、制作:工藤俊二
概要
小学校低学年くらいまでの子どもと親を対象にした日本語教育番組。狂言、落語、講談など、日本の伝統芸能の型、また童謡や方言なども取り入れておくる。日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、楽しく遊びながら「日本語感覚」を身につけてもらうことがねらい。◆第1回は「しらざあ、いって、きかせやしょう」「まちがいの狂言/ややこしや」「じゅげむ」「わらべうた/たけのこ、めだした」「いいことば/めにいれてもいたくない」など。名文は「知らざあ 言って 聞かせやしょう」白波五人衆(河竹黙阿弥)。出演はKONISHIKI、神田山陽、野村萬斎ほか。
受賞歴
ギャラクシー賞(第41回奨励賞)

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ふくしまの素顔 牧場の朝が聞こえる ~よみがえれ幻の唱歌~

文部省唱歌『牧場の朝』のモデルとなっている福島県鏡石町の岩瀬牧場。岩瀬牧場は、明治9年に、明治天皇が東北巡行の際、鏡石・矢吹・須賀川に広がる原野、約2700町歩の開墾を側近に申しのべたことが発端と伝えられる。その後、伊藤博文内閣により、宮内省直営の「宮内省御開墾所」に指定され日本最初の国営牧場となった。◆岩瀬牧場は、日本で最初の欧州式技術を取り入れた牧場としても知られる。明治40年にはオランダから乳牛13頭、農機具が直輸入された。その時にオランダと日本の友好の印としてオランダから贈られたのが『牧場の朝』にも歌われた鐘(平成13年鏡石町文化財指定)である。◆以前から地元では『牧場の朝』は岩瀬牧場をモデルにしているといわれてきた。作曲は船橋栄吉ということははっきりしていたものの、戦前に誕生した文部省唱歌の多くがそうであったように、『牧場の朝』の作詞者が明記されていなかった。これを伝え聞いた、地元の医師・郷土研究家の最上寛が10年の歳月をかけて調査、考証を重ね、作詞者の解明に取り組んだ。大正末期に旧制安積中学(現・安積高校)で岩瀬牧場に関する文章「牧場の暁」という紀行文を発見した。この紀行文は半鐘の音から始まる岩瀬牧場の朝の様子を描いたもので、当時朝日新聞の記者であった杉村楚人冠が記した「ひとみの旅」の中の一文であることが判明した。◆杉村は明治43年12月に岩瀬牧場を訪れており、牧場の初代場長であった永田恒三郎の家に滞在し、牧場の生活を間近に見ながら数日を過ごしている。これらの事実などをもとに、作曲家であり日本音楽著作権協会の教育音楽委員会の委員長を務めていた平井康三郎らの太鼓判を得て、ついに『牧場の朝』が杉村楚人冠の作詞によるもので、岩瀬牧場をモデルにして作られたということが明らかになった。◆番組では『牧場の朝』の作詞家の解明までの過程を追いながら、モデルとなった岩瀬牧場の歴史やエピソードを紹介する。


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