テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料
日本三大祇園祭のひとつに数えられている会津田島祇園祭。どぶろく祭・ふき祭と称される会津田島祇園祭は、お党屋制度によって保存運営されている。◆南会津は会津盆地の南に位置し、「南山」と称される御蔵入領であった。田島の町にはその陣屋がおかれ、古くは会津四家のひとり長沼氏の鴫山城の町並みとして栄えた。また、江戸と会津を結ぶ街道の中央宿場として賑わった「田島」は城下町、陣屋の町、宿場の町の三つの顔を持っている。◆八百余年の歴史を秘めた田島祇園祭は、もともと古くからあった田出宇賀神社祭と鴫山城主長沼氏が鴫山城を築いた時に鎮守した牛頭天王の祭を融合したものとされている。現在12組のお党屋が1年神主の党本の家を支えて祭事を担当する。今年のお党屋組は上町上側の24組。13年目に巡ってくる当番お党屋を中心に、前年のお党屋組「渡し」と、翌年お党屋組の3組が繰り広げる祇園祭は1年がかりの大行事。伝統の民俗を守り続けて、昭和56年、国の重要無形民俗文化財に指定された。7月23日早朝に行われる古式ゆかしい七行器行列がクライマックスで別名花嫁行列とも呼ばれる。◆番組ではお党屋といわれる祭りを仕切る人々を追った。
2002年5月に成立した「身体障害者補助犬法」で、介助犬認定第一号となる「オリーブ」の姿を追い、介助犬の育成現場や使用者の声を交えて、介助犬とそれを認める法律の意味を探っていく。◆身体障害者補助犬とは、盲導犬・聴導犬・介助犬の3種類を指す。法の成立までは、一番数の多い盲導犬でさえ「犬お断り」という壁に阻まれてきたが、これからは交通機関を含むあらゆる場所で補助犬の同伴を断ることはできなくなる。ただしそれは「法律で認められた犬」だけである。
福島県内の数ある祭りの中から「うつくしま祭り50選」に選ばれた祭りを紹介するシリーズ。(2003年5月12日~2004年2月2日放送、全30回)◆須賀川市。十メートルもの大松明三十本が一斉に燃え上がると五老山は一面火の海と化し、晩秋の夜空を焦がす。十日夜という年中行事と戦国の世の落城悲話が合わさった一大火祭りである。
30歳の娘と50歳の母、それぞれが年下の男性と恋に落ちたことから始まる愛憎劇を描く。(2003年1月9日~3月20日放送、全11回)◆第一回。周囲が寿退社する中、恋人もいないまま実家で家族と暮らしているOL・千華子(稲森いずみ)は、スポーツジムで知り合った伊崎(高橋克典)に惹かれていた。独身の先輩OL・梓(麻生祐未)に告白を勧められ、思い切ってプロポーズするが振られてしまう。落ち込んだ千華子は、前から何かとアプローチしてきていた8つ年下の謙吾(賀集利樹)と付き合うことに。一方、母・花枝(風吹ジュン)もパート先で知り合った男に誘惑されていた。その男はなんと伊崎だった。
文化爛熟の元禄時代に自分たちの信念を貫いた赤穂浪士の物語を、古典「仮名手本忠臣蔵」の要素を取り入れて描く長時間時代劇。◆元禄14年(1701)3月14日、勅使を迎えて最も重要な儀式の行われる日、理不尽な虐げに耐えかねた内匠頭は、殿中松の廊下で吉良上野介に斬りかかるが、今一歩のところで討ち損じた。内匠頭は切腹、浅野家は断絶となる。しかし、一方の吉良家には何のお咎めもなかった。急を知らせる早籠が、赤穂の主席家老・大石内蔵助の元へ急ぐ。
女優沢口靖子が、16世紀、ダヴィンチ、ラファエロに次いでフィレンツェに現れ、百年後のバロック絵画の先がけとなったコレッジョを見ていく。◆そもそもコレッジョとは北イタリアの町の名で、彼は生涯本名を名乗らず、肖像画も残していない。作風は官能美に溢れ、マンテーニャに師事し、ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらをも取り込んで、ルネッサンス芸術の頂点をめざす。激しい戦いのさなか、パルマ大聖堂に描いた11メートルの天井画はあまりに感動的で、涙を禁じえない。◆コレッジョ「幼な子キリストを礼拝する聖母」「聖フランシスコの聖母」「聖母子と幼い聖ヨハネ」「カンポリの聖母」「授乳の聖母」「聖女カタリナの神秘の結婚」「十字架降下」「四聖人の殉教」「ダナエ」「イオ」、サンパウロ女子修道院の壁画・天井画、パルマ大聖堂天井画「聖母被昇天」、ほか
世界最高峰のエベレスト山を含む、ヒマラヤ山脈のサガルマータ国立公園を特集する1時間スペシャル。エベレストはイギリス人による1852年の測量で初めてその高さが明らかになったが、当時チベットもネパールも鎖国状態であったため、呼び名が分からず、インド植民地測量局長官の名前を取り、エベレストと名づけられた。エベレストが鎮座するサガルマータ国立公園は、地球上で最も美しい自然景観を有する場所の1つとして、1979年世界遺産に登録された。(サガルマータは「世界の頂上」の意。)番組では、困難とされていたヒマラヤの空撮を遂行。のべ24時間のフライトで6000メートル級から最高峰エベレストまで、20以上の名峰の姿を映像に収めた。そしてネパール空軍の全面協力を得て、ヘリコプターと飛行機を駆使して様々な高度からアプローチし、これまで断片的にしか紹介されなかったエベレストの勇姿を届ける。◆サガルマータ国立公園
絶滅に瀕した木曽馬を守ろうと仲間達と運動し、2002年6月に亡くなった細辻晋さんの15年間の活動の記録。◆日本古来の在来馬である木曽馬は、ずんぐりしていて穏健な性格、女性や子どもにも扱いやすく、戦場では騎馬として、生活の場では農耕馬や荷馬として重要な家畜だった。しかし時代の流れで実用性は失われ、頭数は減少の一途を辿った。時勢とはいえ、人とともに長く暮らしてきた木曽馬が消え去ることに疑問を持った細辻さんは、利用価値を上げることで木曽馬の保護保存につなげようと、温和な性質を生かして乗馬用に調教することを考えた。また、PRのため東京や京都までキャラバンを組んで旅をし、木曽馬の存在をアピールしてきた。