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テレビ番組

ワカグテーと政秀 横綱復活に賭けた一年

番組ID
013600
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放送日時
2003年05月31日(土)13:35~14:29
時間(分)
48
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
琉球放送(RBC)
製作者
琉球放送(RBC)
制作社
琉球放送(RBC)
出演者
ナレーション:上原直彦
スタッフ
構成:松石泉、カメラ:平田守、カメラ:山中和茂、音声:岸本充、音声:内間喜直、題字:高島彦志、テロップ:親川淳子、編集:伊舎堂智樹、ディレクター:大盛伸二、プロデューサー:井上文隆
概要
沖縄でかつて大衆娯楽として人気を博した「沖縄闘牛」(ウシオーラセー)の魅力と、親子の関係を思わせる牛と飼い主の強い絆を描くドキュメンタリー。◆ウシオーラセーの起源ははっきりとしないが、明治中期に原型が誕生したと考えられる。戦後は疲弊した沖縄県民の心を勇気付け、昭和40年代には1万人を超える観客を集めたが、生活の多様化につれて人気は衰え、一部地域で大会が開催されるだけとなった。だが全県の有力牛が横綱旗を争う全島大会は、今も根強い人気を持つ。過去に横綱を獲得したワカグテー号と飼い主の政秀さんは、再び横綱を目指す。

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南米アンデス山脈の山あいにコスキンという小さな市がある。この市は毎年1月に「フェスティバル・ナショナル・デ・フォルクローレ」という中南米音楽の世界的祭典で賑わう。この「フォルクローレの祭典」が日本でも毎年開催されている。福島市から南東へ車で1時間程、阿武隈山系の山あいにある織物の町、川俣町、人口約1万8千人の小さな町で開かれる「コスキン・エン・ハポン」である。◆開催事務局の中心は同町で織物業を営む長沼康光さん。若い時から大の音楽好きだった長沼さんは、昭和20年代にラジオで聴いたフォルクローレの音色に感動、中南米音楽レコード鑑賞会を組織。1955年には「ノルテ・ハポン」(北日本中南米音楽連盟)が発足。1975年秋に長沼さんや、ノルテ・ハポンの呼びかけで、東京・仙台・川俣町の即製グループ、合わせて13グループによって、川俣町で第1回の「コスキン・エン・ハポン」が開催された。◆この音楽祭は、当初ノルテ・ハポンに加盟する各県で行う予定だったが、阿武隈山系の山あいに位置する川俣町の雰囲気が本場アンデスを彷彿とさせるため、継続して川俣町で開催されてきたという。今年で29回目を迎え、10月に3日間にわたり、川俣町中央公民館で開催された。出演者数は、年々増加してゲストをはじめ全国の愛好家150組が参加するイベントへと発展した。今や、川俣町は日本のフォルクローレの中心地として中南米音楽愛好家でその名を知らない者はないという。◆一方で長沼さんは1980年より、小中高生を中心とした無料のケーナ教室「アミーゴ・デ・川俣」を主宰し現在40人の会員が週1回練習を行っている。「祭りを開くから演奏グループが集まる。そして、もてなす人々のあたたかさに触れて再び訪れる。子どもも大人も一緒に楽しめる音楽」と語る長沼さん。将来はコスキン市との姉妹都市提携など夢は広がる。◆番組では、来年30周年を迎える素人集団の長沼さんとその仲間たちが「コスキン・エン・ハポン」に懸ける意気込みを紹介する。


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