結婚を間近に控え、独身最後の旅行に出掛けたが、災難続きで帰ることができなくなった主人公が、行く先々で幸せを生むハートフルコメディードラマ。脚本：君塚良一。（２００２年１０月７日～１２月１６日放送、全１１回）◆第１回。ニューヨークで弁護士をしている恋人との結婚を一か月後に控えるかえで（中山美穂）は、元同僚の町子（西田尚美）、りる（酒井若菜）と独身最後の上海旅行を楽しんでいた。しかし、帰国直前に婚約指輪を置き忘れたことに気付いたかえでは、独りで飛行機を降りてしまう。無事指輪を見つけたかえでだったが、代わりに乗った飛行機は、天候不良のため、仙台に到着する。東京に戻ろうとするかえでに、次々とトラブルが降りかかる。

熊本県内９４市町村の美しい風景や次の時代に残すべき文化財を、それにまつわるさまざまな情報とともに紹介する。◆今回は、西南の役の最大の激戦地・植木町の田原坂を訪ね、激戦の様子を今に伝える資料や遺品を紹介する。

首都圏の隠れた観光スポットを地元放送局が紹介する「遊とりっぷ」シリーズの第６回。◆千葉県を訪れた原田大二郎とローラとアンジェラ。幻の美味しい米・長狭米を求めて、南房総・鴨川の長狭地区にホームステイをする。豊かな自然を満喫し、昔ながらの五右衛門風呂も体験する。

岡山県内各地で歌われている“わらべ歌”を、その地域の子どもが歌うのに合わせて、その歌に関係する歴史や風土を紹介する。◆この回は倉敷市の「おちゃらかホイ」。

伝統と文化に培われた城下町・金沢。「空から謡が降る」といわれ、日本の原点ともいうべき風景に彩られた街なみも、時代の中で変容している。金沢美術工芸大学の百々俊雅・小田根五郎の両教授が描く作品と、カメラ映像とで、今と昔が交錯する金沢の風景を次の世代に伝える。◆この回は赤レンガで有名な県立歴史博物館、旧金沢美大を小田根先生が描く。

バチカン市国を特集する１時間スペシャル。宗教改革の原因の一つとなった免罪符は、教会に金を払い、この紙を購入する事で罪が許されるものだった。ローマカトリックはこの免罪符で得た資金で、ある荘厳な大聖堂を建築しようとしていた。ルターは、免罪符は民衆を堕落させる恐れがあるとしてローマカトリックを批判。宗教改革の嵐が吹き荒れる中、サン・ピエトロ大聖堂の建築が始まる。そして登場人物４００人を超えるミケランジェロ最高傑作「最後の審判」が完成。カトリックの危機感が、ミケランジェロにこの絵を描かせたという。◆バチカン市国（サン・ピエトロ大聖堂、システィナ礼拝堂、「天地創造」、「最後の審判」）

タレントの見栄晴が静岡県内の鉄道路線をのんびり旅するシリーズ。◆今回は静岡県の中心部の市街地を結ぶ、静岡鉄道の旅。新清水駅から桜橋、草薙、美術館前、古庄、春日町を経て新静岡駅まで旅する。

時代の移り変わる中で、一貫して女性の美しさ、理想像を追求してきた白鳥映雪の画業と人生をたどる。◆小諸市内にアトリエを構える日本画家・白鳥映雪は日本画壇の重鎮。１９１２年に小諸で生まれるが、幼くして両親を亡くし、継母に育てられた。２０歳のときに画家を志して上京。伊東深水の門下に入るが生活は貧しく、新聞配達などしながら夜間に画学校に通った。３１歳のとき『生家』が文展に初入選して画壇デビュー。さらに日展特選となった『立秋』で注目を集めた。崇高な女性の美しさを探求する白鳥の絵には、死別した母への思いが込められている。