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テレビ番組

いしかわ大百科 藩主に見る加賀百万石シリーズ6 改革断行にかけた男 ~加賀藩十二代藩主・前田斉広~

番組ID
011008
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2001年12月09日(日)07:30~08:00
時間(分)
28
ジャンル
school
教育・教養
放送局
テレビ金沢(KTK)
製作者
テレビ金沢(KTK)
制作社
テレビ金沢(KTK)
出演者
報告:戸丸彰子、語り:石井慎二
スタッフ
構成:三国康人、演出:三国康人、制作:倉橋充、技術:丹羽晃一、撮影:小西康広、音声:長津将人
概要
加賀藩主シリーズ、今回は十二代斉広(なりなが)を取り上げる。◆斉広は十代重教の次男で、21歳で藩を継いだ。当時の加賀藩は50年前の大火で城のほとんどは焼失しており、1808年(文化5)に二の丸も焼け、財政は底をついた。斉広は改革に意欲を見せたが、ことごとに老臣らの反対を受けた。20年目に家督を息子の斉泰に譲り、竹沢御殿を建て、一種の院政をめざした。寺島蔵人というやり手も得たが、斉広は2年後に死去。もがきつづけた生涯、もう少し生きていたらと惜しまれる。

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