歌手やアーティストをゲストに迎え、自分の歌った忘れ得ぬ一曲について語ってもらい、最後にその曲をスタジオライブで披露するミュージック＆トーク番組。司会は由紀さおり。◆１９８２年のヒット曲「悲しい色やね」について歌い手の上田正樹にインタビューし、上田が「悲しい色やね」を歌う。

１９８７年６月１日の放送開始以来、６０００回を超えて続く長寿ミニ番組。列車での旅を通して、美しい風景とそこに住む人々の生活を描く。◆今回は「クスコ駅スチュワーデス」と題して、ペルーのリマ・クスコ・マチュピチュの道のりを紹介する。

さまざまな分野で活躍する第一級の人々が、その人ならではの視点で「いのち」をテーマに語る。◆今回は、ファッションモデルの山口小夜子さん。

大学病院と民間病院を舞台に、病院再建をめぐる医師たちの葛藤、病院をめぐる対立や人事抗争を描きながら、病院の今と未来を探る。「土曜ドラマ」の企業シリーズ。（１９９６年１０月１９日～１１月２日放送、全３回）◆最終回「系列病院」。院長として病院の再建に奮闘する熊井（中村雅俊）に、元院長の壮太は保険を解約して２千万円を工面し差し出す。しかし前途が明るくなってきたと見るや、田代は熊井に代えて、別な人間を院長として送り込もうと画策するのだった。

日本に現在生息する約５５０種の野鳥のうち、大空を飛翔する姿の美しい鳥たち、澄んださえずりを谷間に響かせる鳥たち１００種の、特色豊かな生態を四季折々の美しい日本の原風景の中につづる。◆この回は、茨城県霞ヶ浦でコジュリンの生態を紹介する。

香港からユーラシア大陸を横断してロンドンまで旅をした沢木耕太郎の青春紀行「深夜特急」のテレビドラマ化。時間を越えた“旅人の心”と“揺れ動く青春”をテーマに、ドラマでありドキュメント性の強い新しいジャンルに挑戦。脚本：水谷龍二◆主人公・沢木耕太郎（大沢たかお）は、ある日友人たちと賭けをし、インド・デリーからロンドンまで乗合バスでいくという酔狂な旅に出かける。ガイドブックは一切持たず、アジアとヨーロッパの地図二枚だけを手にして、まずはインド・カルカッタへと向かう。最初は興味半分の沢木であったが、香港返還に象徴されるように、ダイナミックに変貌しているアジアの熱気の中で、ある時はシリアスに、ある時はコミカルに、ある時はハードボイルドにと変わっていく。そして、自由な心を持つ本当の旅を実感していくのである。

吹雪で道に迷った江戸商人の新助、日暮れに一軒の家を見つけ、一夜の宿を頼む。この家の女房、もと吉原の花魁で器量よし、心中しそこなった男と暮らしている。新助の胴巻にある金を盗もうと企てた女房、しびれ薬を入れた酒を飲ませて休ませる。帰ってきた亭主、知らずに残っていた酒を飲んで苦しむ。あわてて女房が訳を話すのを聞いていた新助、大急ぎで外に飛び出す。

日本各地を訪れ、受け継がれる伝統工芸の技と心を紹介する。◆加賀竿は総漆塗りで金箔や螺鈿を施した美しい竿である。目細忠吉さんと神原円幸さんはこの道一筋の名人竿師。一方、加賀竿とともに鮎釣りに欠かせない毛ばり。野村文子さんは毛ばり作りの伝統を伝える貴重な職人。百万石の城下町で培われてきた加賀竿と毛ばり作りの職人技を紹介する。