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テレビ番組

がん戦争PART10 生きる 10年目の戦い

番組ID
003858
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放送日時
1993年03月22日(月)20:00~21:48
時間(分)
94
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
テレビ朝日(EX)
製作者
テレビ朝日(EX)、プロポ、オフィス・トゥー・ワン
制作社
テレビ朝日(EX)、プロポ、オフィス・トゥー・ワン
出演者
スタッフ
制作:早河洋、制作:海老名俊則、制作:鴨下由紀、撮影:原巌、撮影:小宮一浩、撮影:田中敦、撮影:田中義春、効果:今野直秀、編集:斉藤隆明、編集:芦垣聡、技術:早川弘章、技術:涌谷十字、技術:角田康浩、構成:淹川均、構成:角田裕二、構成:駒村類、音声:荒川しのぶ
概要
人間とがんとの戦いを見つめるシリーズ第10弾。がんを取りまく医療、社会、人々がこの10年にどう変化してきたかを踏まえ、がん克服の可能性を探る。◆日本人の死亡原因の1位をがんが占めて10年。21世紀まであと8年となったこの回のテーマは、「21世紀、がんは克服できるか」。CTスキャナ、内視鏡など医療技術の進歩により、早期発見、早期治療が可能になってきた。内視鏡を通して手術を行うマイクロマシンの技術も検討されている。◆がんの末期患者が最後の日々を過ごす施設、ホスピスは、“敗北の医学”と呼ばれた時代もあった。しかし、残された日々をより良く、最後まで生き抜こうよすることも、「がんを克服する」ことではないだろうか。患者の姿を通して考える。
受賞歴
ATP賞(第10回ATP賞ノンフィクション部門優秀賞)、ATP賞(第10回ATP賞ベスト20番組)

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タンゴに生きて 総集編 天国から届いた手紙

1992年8月22日に札幌市内の病院で静かに息を引取った、ドイツ人音楽家、オットー・ビット。北海道放送では、4年前からビットさんに密着取材し、ビットさんの波乱に満ちた人生を描いたドキュメンタリーを制作した。世界的バンドネオン奏者オットー・ビット氏に捧げる追悼特別番組。◆1918年ドイツに生まれたビットさんは、幼少時から手にした楽器バンドネオンの奏者として、若くして頭角を現す。ドイツ国内はナチスが台頭し、全体主義に突き進む“暗黒の時代”であった。ビットさんも戦線に招集され楽器を銃に持ち替えざるを得なかった。ドイツ第三帝国が崩壊し、彼の音楽家としての才能は一気に開花する。クラシックそしてアメリカ音楽。彼は貪欲に様々な音楽を吸収し、沢山の曲を作曲した。59歳の時に日本人女性と結婚し、今は札幌で静かに暮らしている。重い病気を患い楽器を演奏できなくなった老いた彼の夢は、妻の故郷・札幌で再びバンドネオンの素晴らしい音楽を提供することだった。1991年11月、夢は実現した。札幌交響楽団の協力で80名のオーケストラ編成でタンゴ演奏会を開催したのだ。ビットさんと指揮者・南安雄による入念なオーケストレーションのチェック。コンサート当日、ビットさんと南指揮のミュージシャンシップが実を結び、また、ビットさんがこの日のためにと補筆した譜面にならい、美しいタンゴが甦った。


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