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テレビ番組

土曜ドラマ こんにちは、母さん〔2〕 悪魔の家

番組ID
206244
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放送日時
2007年06月02日(土)21:00~21:58
時間(分)
58
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHKエンタープライズ
出演者
スタッフ
作:永井愛、音楽:大島ミチル、制作統括:安原裕人、制作統括:鈴木圭、プロデューサー:小松昌代、美術:岸聡光、技術:高橋太、音響効果:菊地亮、撮影:山口武久、照明:貫井聡一、音声:関口美幸、映像技術:戸谷智恵子、美術進行:毛尾喜泰、記録:小林澄枝、編集:久松伊織、資料:中野幸一、資料:石井芳和、演出:梶原登城
概要
日本を代表する劇作家・永井愛の名作舞台をドラマ化。50代の息子と、70歳を過ぎた母とその恋人の奇妙な共同生活から、初めて親子が本音を語り合うまでの姿を描く。(2007年5月26日~6月16日放送、全4回)◆第2回「悪魔の家」。福江(加藤治子)の家に土足で乗り込んだ木部(段田安則)は、やけに寛いだ態度でひとしきり嘆いて出て行った。その後をボランティア仲間の琴子(いしだあゆみ)は追って慰める。数日後、息子の昭夫(平田満)がまたやって来た。母・福江は留守のようだが、隣の琴子のアパートに木部が訪ねて来ているのに驚く。会社に通い続ける木部は自分も関わっていた会議に乗り込み、押し合いの末に上司に怪我をさせ、懲戒解雇を言い渡されていた。昭夫は複雑な思いを抱えて自室に寝転がる。そこへ福江が恋人の直文(児玉清)と帰って来る。
受賞歴
ギャラクシー賞(第45回奨励賞)

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映像’07 夫はなぜ、死んだのか 過労死認定の厚い壁

大手自動車メーカーの工場で働いていた内野健一さんは5年前、30歳の時、夜勤労働の残業中に突然倒れ、死亡した。直前の健一さんの残業時間は月140時間を超えていた。妻の博子さんは、幼い子ども二人を抱えながら、夫の長時間労働を調査し、労災認定を求めたが、労働基準監督署は、長時間労働は認められないとして却下。予想外の判断を導いたのは、会社の勤務体系だった。納得のいかない博子さんは、国を相手に労災認定を求めて裁判を起こす。一方、大手自動車メーカーでシート設計を担当していた小松弘人さんは、42歳の時、会社の屋上から飛び降り自殺。遺族は、長時間労働と人事異動で慣れない職場でのプレッシャーでうつを発症したのが自殺の原因だとして、労災申請をしたが、会社側は認めず、裁判で全面的に争った。その後和解したものの、遺族は、息子を救えなかったと、今も自ら責め続けている。番組では、6年にも及ぶ健一さんの労災認定を巡る争いと、上司らの証言を詳細に検証するとともに、様々な過労死裁判を闘う家族とそのケースを多角的に検証しながら、この国の労働実態が、どれだけ過酷なものか、過労死が増え続ける背景を明らかにしてゆく。


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