テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

曜変の故郷 中国を訪ね ~陶工 林恭助の新たな挑戦~

番組ID
204859
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年05月06日(水)08:05~09:00
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
テレビ愛知(TVA)
製作者
テレビ愛知(TVA)
制作社
テレビ愛知(TVA)、日経映像
出演者
ナレーター:石黒志伸
スタッフ
カメラ:門倉隆行、音声:南憲太郎、VTR:山田英貴、MA:渡辺也寸志、タイトル:入沢厚子、字幕:大谷浩一、音響効果:窪田英治、コーディネーター:王健、構成:桑原尚志、企画:郡修児、ディレクター:難波江孝之、プロデューサー:板垣譲治
概要
岐阜県土岐市在住の林恭助さんは、陶芸家として独立した当初から黄瀬戸の作陶に励み、ひとつのスタイルを確立した。やがて「だれもが焼成に成功していない点に引かれ」曜変天目茶碗への挑戦を始めた。試行錯誤の末に生み出された曜変は、「写し」としての完成だけにとどまらず、「曜変の技法を応用した独自の作品」へと実を結んだ。◆しかし、現代の科学的分析と温度管理しやすい電気窯で作りだされる「曜変天目」に、林さんは陶工してのオリジナリティーを感じていなかった。日本にも伝来し、国宝となった「曜変天目」は、中国・福建省の建窯で一度に何万個も窯に入れ、何百年の歴史の中で偶然にできた産物である。◆番組では、前半で曜変天目の魅力や来歴を伝えるとともに、後半では林さんが曜変天目のふるさと、中国・福建省の建窯に渡り、日本人の陶芸家として初めて現地で自らのオリジナル天目「新たな灰被天目」の作陶に挑戦する姿を紹介。陶工にとってのオリジナル作品とは何かを考えていく。

同じ年代の公開番組

映像’09 DNA鑑定の呪縛

2009年5月8日、1990年に栃木県足利市で起こった女児誘拐・殺害事件、いわゆる「足利事件」をめぐり、殺人罪などで無期懲役が確定している菅家利和さんが裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、DNAの再鑑定の結果、DNA型が一致しなかったことが明らかとなった。これにより、菅家さんの再審が開始される可能性が高くなった。◆足利事件は、1990年5月、栃木県足利市で4歳の女の子が誘拐・殺害された事件で、1年7ヵ月後、いわゆるローラー作戦で菅家さんが逮捕された。決め手になったのは、女児の着衣に付着していた体液のDNA鑑定だった。同様のDNA鑑定が決め手になった事件に、1992年2月、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が誘拐され、殺害された「飯塚事件」がある。この事件でもDNA鑑定が決め手となり、2年7ヵ月後に1人の男性が逮捕された。両事件ともに、無実を訴えて最高裁まで争ったものの、「足利事件」の菅家さんは無期懲役、「飯塚事件」の久間三千年さんは死刑判決となった。その後、2人は獄中からも無実を訴え続けた。しかし、2008年10月28日、「飯塚事件」の久間さんは福岡拘置所で死刑を執行された。◆DNA型鑑定とは、細胞核の中の染色体にあるDNA(デオキシリボ核酸)を構成している4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)の配列の特徴によって、個人を分類ないし識別するものである。日本の警察によるDNA型鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)が1989年に導入した。しかし、この鑑定法には実は重大な欠陥があった。◆DNA鑑定という言葉が始めて登場したとき、ある新聞は「100万人から1人を識別する」と書いたほどだった。現在の鑑定技術なら、大げさな表現とは言えないが、当時の鑑定の精度からはとてもありえないことだ。しかし、DNA鑑定は過大に評価され、検察官、裁判官、時には弁護士ですらもその言葉の呪縛から逃れられなかった。そんななかで、冤罪を叫ぶ死刑囚の死刑が執行された。今、遺族と弁護団は「無辜の人間を国家が殺害した」と、死後の再審請求の準備を始めた。亡くなった久間さんの名誉を回復するために。◆番組では、犯人特定の証拠として有効視されてきた導入当時のDNA型鑑定法の欠陥をわかりやすく解説し、2つの事件から冤罪の構図に迫ってゆく。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.