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テレビ番組

生きる×2 ボロは私の宝物

番組ID
204701
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放送日時
2009年12月06日(日)05:30~06:00
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
新潟放送(BSN)
製作者
新潟放送(BSN)
制作社
新潟放送(BSN)、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:伊勢みずほ
スタッフ
カメラ:清野俊弥、音声:原田雄二郎、音声:三浦渉、ディレクター:内藤亜沙美、プロデューサー:南加乃子
概要
ボロ布をこよなく愛する池昌子さん。暮らしの中で使い古された様々な布に太い針と糸で刺し子をして、通称「ちくちく」という素敵なアートを生み出す。それに上手下手は関係ないのだと昌子さんは言う。上手な人も下手な人も自分の思うように縫えばいい。そして、1人1人違うものが出来上がる。◆昌子さんは全国各地のちくちく仲間の作品を、大きな一枚の布につないだ。古い布には、そこに至るまでの歴史がある。家族の思い出や、人生の大きな出来事を経験してきた布もある。それに一針、一針縫うことでまた新しい表情が生まれる。使い捨ての世界とは無縁の「ちくちく」アートは、だからこそ見る人の心にひっかかるのだ。◆ちくちくの布は、つながることで更に新しい魅力が生まれてくる。物と人間の関係、物と物の関係、人と人の関係…ちくちくはいろんなものをつないで広がっていく。

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映像’09 DNA鑑定の呪縛

2009年5月8日、1990年に栃木県足利市で起こった女児誘拐・殺害事件、いわゆる「足利事件」をめぐり、殺人罪などで無期懲役が確定している菅家利和さんが裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、DNAの再鑑定の結果、DNA型が一致しなかったことが明らかとなった。これにより、菅家さんの再審が開始される可能性が高くなった。◆足利事件は、1990年5月、栃木県足利市で4歳の女の子が誘拐・殺害された事件で、1年7ヵ月後、いわゆるローラー作戦で菅家さんが逮捕された。決め手になったのは、女児の着衣に付着していた体液のDNA鑑定だった。同様のDNA鑑定が決め手になった事件に、1992年2月、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が誘拐され、殺害された「飯塚事件」がある。この事件でもDNA鑑定が決め手となり、2年7ヵ月後に1人の男性が逮捕された。両事件ともに、無実を訴えて最高裁まで争ったものの、「足利事件」の菅家さんは無期懲役、「飯塚事件」の久間三千年さんは死刑判決となった。その後、2人は獄中からも無実を訴え続けた。しかし、2008年10月28日、「飯塚事件」の久間さんは福岡拘置所で死刑を執行された。◆DNA型鑑定とは、細胞核の中の染色体にあるDNA(デオキシリボ核酸)を構成している4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)の配列の特徴によって、個人を分類ないし識別するものである。日本の警察によるDNA型鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)が1989年に導入した。しかし、この鑑定法には実は重大な欠陥があった。◆DNA鑑定という言葉が始めて登場したとき、ある新聞は「100万人から1人を識別する」と書いたほどだった。現在の鑑定技術なら、大げさな表現とは言えないが、当時の鑑定の精度からはとてもありえないことだ。しかし、DNA鑑定は過大に評価され、検察官、裁判官、時には弁護士ですらもその言葉の呪縛から逃れられなかった。そんななかで、冤罪を叫ぶ死刑囚の死刑が執行された。今、遺族と弁護団は「無辜の人間を国家が殺害した」と、死後の再審請求の準備を始めた。亡くなった久間さんの名誉を回復するために。◆番組では、犯人特定の証拠として有効視されてきた導入当時のDNA型鑑定法の欠陥をわかりやすく解説し、2つの事件から冤罪の構図に迫ってゆく。


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