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テレビ番組

サイエンスドキュメント エキノコックス 謎の寄生虫を追う ~エキノコックスの恐怖~

番組ID
012267
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放送日時
1984年06月30日(土)14:00~14:51
時間(分)
50
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
語り:村形貞彦、報告:溝口博史畑正憲
スタッフ
取材:溝口博史、構成:溝口博史、取材:花里康生、構成:花里康生、撮影:大場保則、編集:定居孝行、音声:名畑一男、VTR:岡本直義、VE:久米容一、選曲:長谷川孝行、タイトル:庄山政広、制作:小原秀喜
概要
北海道にはエキノコックス症という病気がある。エキノコックスという寄生虫が主に肝臓に寄生して起こる病気で、日本では北海道以外の地方にはほとんど見られない。放置すれば命に関わるこの病気が近年、道内で広がっている。謎の多い寄生虫・エキノコックスと、エキノコックス病についての様々な研究、取り組みを伝える。◆根室地方の風土病と言われたエキノコックスが600キロ離れた函館まで感染拡大していた。エキノコックスの虫卵が人体に奇生すると、10年から20年の潜伏期間を経て、やがては肝臓が蝕まれ死に至る。媒介するのは人間の身近にいるネズミやキタキツネ等である。1937(昭和12)年、礼文島で多くの島民が沢の水を飲んでいたためにこの病に侵された。媒介動物と見なされた島内のキタキツネ、犬が処分され、この寄生虫は絶滅した。ところが千島・樺太から流氷を渡ってきたキタキツネが再度この寄生虫を侵入させた。◆病巣の解剖写真・映像が多数含まれています。

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