テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

TOKYO FM特別番組 これからを見つめて ~LOVE&HOPE 3年目の春だより~

番組ID
R21247
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年03月11日(火)13:00~15:45
時間(分)
121
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
製作者
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
制作社
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
出演者
パーソナリティ:ロバート・キャンベル、パーソナリティ:高橋万里恵
スタッフ
構成:小林浩子、構成:岡英城、演出:黒川美沙子、制作:延江浩、制作:高橋智彦、取材:増山麗央
概要
東日本大震災の発生以来3年、平日の毎朝放送を続けている復興支援番組「LOVE&HOPE」の特別番組。これまでに出会った被災地の若い世代の足跡をたどり、課題と現実を浮き彫りにしつつ、復興に向かう彼らの声を伝える。◆震災と原発事故の後、福島県大熊町から長女と長野県に移り住んだ木村さんは、持続可能なペンションの開業に奔走しながら、現在も毎月大熊町に足を運び、行方が分からないままの次女の捜索を続けている。木村さんから次女への手紙をパーソナリティが朗読する。また、テレビドラマ「あまちゃん」で一躍注目を集めた岩手県の三陸鉄道から、震災学習列車の模様をレポート。震災が起きた時刻には岩手県釜石市の鎮魂の鐘と共に黙祷を捧げる。最後は岩手県大槌町で震災語り部ガイドを務める高校生の小林さんが、どんな町と自分の未来を心に描いているのか、亡き祖母へ綴った手紙を自身で朗読する。パーソナリティのロバート・キャンベル氏は、「声は力を持っている。東北は遠くにあると感じるが、声でつながることができる」と語る。
受賞歴
ギャラクシー賞(第51回大賞)、日本放送文化大賞(第10回準グランプリ)

同じ年代の公開番組

YBSラジオスペシャル 水腫脹満茶碗のかけら 地方病100年の闘い

「水腫脹満」とは、お腹が膨れて衰弱し、やがて死に至る恐ろしい病。古くから山梨県の風土病で、水腫脹満にかかると欠けた茶碗のように元に戻らず死んでしまう、と言い伝えられた。「地方病」とも呼ばれる「日本住血吸虫病」である。明治中期から原因究明が始まった。甲府市の三神医師が病原寄生虫を発見し、長野県出身の宮入博士は日本住血吸虫が寄生する貝を発見(ミヤイリガイと命名)した。昭和町の医師、杉浦健造・三郎親子は住民の治療に尽力した。こうした努力で治療と予防も進み、1996年に終息が宣言された。一方、ミヤイリガイ駆除のための水路コンクリート化で、国の天然記念物だったゲンジボタルが激減。ホタル愛護会が復活に向けて活動している。海外では今もこの病気で毎年2万人以上が死亡している。市立甲府病院元神経内科医長の林さんは長年フィリピンで患者を治療してきた。また、山梨県内で今もミヤイリガイの生息が確認されている。今後の患者発生の可能性も否定できず、100年以上この病と闘った先人達の思いを風化させてはならない。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
関西発ラジオ深夜便 明日へのことば 震災20年を語り継ぐ〔2〕 傷ついた道路遺構とともに 出口正義

「阪神・淡路大震災20年を語り継ぐ」をテーマに全4回シリーズで送る。第2回は「傷ついた道路遺構とともに」。阪神高速道路・震災資料保管庫の説明員・出口正義さん(74歳)の話を聞く。◆1995年1月17日午前5時46分に発生した地震は、京都市でも震度5、大阪市で震度4の揺れを観測した。震災当時、阪神高速道路公団の神戸第一建設部長だった出口さんは、京都の自宅から大阪の本社に駆け付け、急いで同僚らと車に乗り込み、神戸へと向かった。海沿いの5号湾岸線、少し山側を並行して走る3号神戸線。地域の責任者として、西に向かって神戸に急ぐ出口さん達がそこで見たものは何だったのか。多くの犠牲者を出した高速道路の、復旧の責任者として、そして技術者として肝に銘じた事は何だったのか。神戸市東灘区にある「阪神高速・震災資料保管庫」では、被災して壊れた橋脚や橋桁の実物を公開している。退職後、この施設で説明員を務める出口さんに当時の話を聞いた。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組