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ラジオ番組

SBCラジオスペシャル ふるさとをもう一度 ウィーンに響くコカリナ 復興への誓い

番組ID
R20736
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放送日時
2012年05月27日(日)14:00~14:59
時間(分)
58
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
music_note
音楽
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)
出演者
スタッフ
構成:笠原公彦、演出:笠原公彦、制作:長岡克彦、技術:茂木裕光、取材:笠原公彦
概要
東日本大震災による津波と火災で大きな被害を受けた宮城県石巻市。コカリナの第一人者で長野県上田市出身の黒坂黒太郎さんは、震災で思い出の品を全て失った子どもたちのために、焼け残った一本の松から500本のコカリナ(木の笛)を作った。それはふるさとを思い出させてくれる宝物になった。中には津波で家や家族を失った子もいたが、演奏する曲の中で「浜辺の歌」がいちばん好きだと口をそろえる。石巻市の中学3年の高島さんは、震災後初めて足を運んだ海を前に、海への思いを静かに語り始める。「海を嫌いになれない」。小さな笛にふるさとへの思いが託される。黒坂さんの提案でウイーンでの演奏が決まった。全国のコカリナ愛好家と共に、宮城県から高島さんら5人の子どもたちもステージに立つ。被災した松で作られたコカリナが奏でる「ふるさと」や「浜辺の歌」。透き通った音色が国境を越えたとき、子どもたちの心にふるさとへのある思いが芽生えた。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第60回報道番組部門優秀)

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