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ラジオ番組

私の日本語辞典 字幕の中の日本語(2) 戸田奈津子

番組ID
R01137
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放送日時
1995年03月26日(日)22:20~23:02
時間(分)
42
ジャンル
school
教育・教養
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
概要
幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。2回シリーズで映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんを迎える。第2回は「名訳」のための工夫や苦心の話を伺う。聞き手は秋山和平。

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NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回は特集「昭和に生きた文豪たち」。ゲストに利根川裕さんを迎えて話を聞く。◆川端康成は明治32年生まれ。「雪国」は昭和10年から十年以上の歳月をかけて完成した。「雪国」は10ヶ国以上で翻訳されたが、自分の作品が外国で翻訳されるとは思ってもいなかったと話している。◆谷崎潤一郎は明治19年生まれ。谷崎は文壇の人たちとの付き合いが嫌いで文壇以外の人と付き合っていたという。谷崎は学校が教える文法とは異なる独特の表現方法を持っており、それをマスターした編集者でないと谷崎の担当になれなかったという。◆永井荷風は明治12年東京生まれ。荷風は作家になる前は色々な職業を転々とし、落語家の経験もあるという。小説家はいつも勉強しなければならず、大変な仕事だと話している。◆武者小路実篤は明治18年生まれ。始めの頃はトルストイに傾向し、明治43年25歳の時には雑誌「白樺」を創刊している。実篤75歳の時に作家尾崎士郎との対談で自分の少年時代からの性格などについて話をしている。◆野上弥生子は明治18年大分県の生まれ。夏目漱石の門下に入り、99歳で亡くなるまで数多くの作品を残した。野上は結婚が早かったが、作家と家庭生活をどう調和させるか苦しんだという。


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