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ラジオ番組

こどものミライと不登校

番組ID
R24340
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放送日時
2023年05月21日(日)20:00~21:00
時間(分)
56
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
STVラジオ
製作者
STVラジオ
制作社
STVラジオ
出演者
スタッフ
取材:阿波加雅子、取材:鷲見萌夏、構成:大針三治、制作:大針三治、演出:大針三治
概要
2023年の北海道内の「不登校」の現状について取材、報告する特別番組。自身も2人の小学生の父親であるSTVラジオアナウンサーの吉川典雄が番組を進行する。◆取材班が訪ねたのは札幌市内にある星槎(せいさ)もみじ中学校。2014年に開校したこの中学校は、不登校児童生徒のために国が設置を進める、北海道唯一の「不登校特例校」である。不登校特例校とは、生徒一人ひとりに合わせた教育を行うことを文部科学省が認めた学校のことで、学習指導要領にとらわれず、学校側が生徒に合わせて教育課程を作ることができるのが特徴。校長は「生徒たちが自信を取り戻す学校にしたい」と話す。子どもたちの診療も行う精神科医、北海道教育委員会の担当者に、不登校の現状について解説してもらう。また、自ら生徒たちに「学校に来なくても大丈夫」と話し、その結果不登校が減少した中学校の校長や、ロケット開発や教育事業も手掛ける電機メーカーの社長に、多様な個性の子どもたちとの接し方について経験に基づいた話を聞く。目まぐるしく変化していく現代社会。「学校には行かねばならない」と思い続けている保護者や大人のほうこそ、考え方を変え、子どもたちと向き合う必要があるのかもしれない。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2023年教養番組優秀)

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THE INTERVIEW ~戦後78年 東京大空襲を語る 藤間宏夫~

東京大空襲は太平洋戦争末期に、アメリカによって行われた東京都区部に対する大量無差別の空爆作戦。東京は100回を超える空襲を受け、特に1945年3月10日の夜間空襲は大規模のものとなり、この日だけで9万5千人を超える方が亡くなった。沖縄、広島、長崎とならぶ大戦災となった。藤間宏夫さん(85歳)は、東京大空襲・戦災資料センターを中心に、自身の体験を語り講演も行っている。日本橋に暮らしていた藤間さん(当時6歳)が、国民学校初等科入学を待ちわびていたその時、爆撃機B29が約300機も襲来し、大量の焼夷弾を投下。日本家屋を燃やし尽くして下町は焦土化、どこに逃げても火が回っていた。藤間さんは母親と弟と3人で火の海を彷徨い、火傷を負いながら逃げ続けた。翌朝、眼前に飛び込んできたのは燃やし尽くされた町と真っ黒な遺体。その後疎開先の静岡県牧之原でも空襲に遭い、生きていくのがやっとだった。8月15日、玉音放送を聞き怒りを覚えた。何のための誰のための戦争だったのか。藤間さんが空襲体験を語り始めたのは78歳の時だ。戦争を知らない人たちが増えていく中、事実を知らないがために平和を手放してしまう危険が迫っていることを感じ、自身に「事実を伝える責任」があることを受け入れた。次の世代に戦争のない平和な世界を残していかなければならないと強い思いが溢れた。


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