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ニュース映画

毎日世界ニュース 430 「宗谷」南極へ

番組ID
N00873
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上映日
1959年11月04日(水)
時間(秒)
68
カテゴリ
社会
概要
4たび南極に向かう「宗谷」の甲板には、空輸作戦の花形ヘリコプターや、11頭のカラフト犬が静かに出発を待っている。晴れの出港式に勢揃いした観測隊員、乗組員、合せて130名。立見辰雄観測隊長、明田末一郎船長の新しいコンビが力強い出発の挨拶を述べた。鳥居鉄也越冬隊長をはじめ、1959年の観測隊員は3分の2が初参加の新人、平均年齢31歳という若々しい陣容である。1959年10月31日午前10時50分、「宗谷」は松田竹千代文部大臣らの見送りをうけて東京港日の出桟橋を出発。村山雅美越冬隊長の待つ昭和基地に向かって41000キロの旅に船出した。(週間話題)

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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