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ニュース映画

毎日世界ニュース 421 癌にいどむ 現代の医学

番組ID
N00837
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上映日
1959年09月02日(水)
時間(秒)
138
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
不治の病といわれ、死に至る間際まで苦しみ抜く恐ろしい現代病・癌。これは顕微鏡でとらえた生きた癌細胞だが、今や死亡率第2位を占めて人類最後の敵といわれている。外科手術を助けて新しく登場したアイソトープは、その放射線の威力を発揮して治療をさらに一歩進めたとはいえ、完全なものではなく、癌になる理由は今もなおはっきりと判っていない。このため医師は早期発見に力を注ぐ、特に子宮癌など女性の癌は早く発見さえすれば、ほとんどが治せる。コルポスコープを使って疑わしい部分を摘出。病理室でそれを徹底的に検査し、肉片を固め薄く切り取って癌組織を発見する。さらに超音波を使って、もっとたやすく的確に癌組織をとらえる新しい方法が出来た。10メガサイクルの超音波は、ブラウン管に皮膚の下深く潜む癌組織を映し出し、癌の大きさやその位置を的確にとらえる。年間8万人の命を奪う癌。どんな治療方法よりもまず早期に発見することこそ、6分間に1人づつ死ぬ癌を追放するただ一つの道なのである。

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毎日世界ニュース 400 特報 皇太子殿下ご結婚

晴れの日を迎えた1959年4月10日。皇太子さまのお使い山田康彦東宮侍従長のお迎えを受けた正田美智子さんは、家族の人々に別れを告げて、午前6時30分池田山の実家をあとに皇居に向かった。皇太子さまも9時10分東宮仮御所を出発、皇居に向かわれる。皇族、閣僚らこの日の参列者1072名も、威儀を正して賢所内幄舎に集まって行く。やがて、午前10時甘露寺受長掌典長の先導で、回廊に姿をお見せになった黄丹袍の束帯の皇太子さまと、十二単の美智子さんは、しずしずと賢所内陣に進まれ、厳かに「結婚の儀」が始まった。神前に皇太子さまが結婚の誓いを告げられたのち、外陣にさがったお二人は晴れて固めの盃を受けられる。美智子さんはこの時から、皇太子明仁親王妃美智子殿下となられたのである。午後2時、美しいローブ・デコルテの胸に、勲一等宝冠章を輝かせた美智子妃殿下は、皇太子さまとともに仮宮殿西の間で天皇・皇后両陛下に正式の挨拶をされる「朝見の儀」に臨まれる。このあと両殿下は、美しい6頭立て4頭引きの儀装馬車に同乗して皇居を出発、沿道9キロを埋めたおよそ100万の群衆の歓呼と祝福を浴びながら、お二人のスイート・ホーム東宮仮御所に帰られた。美しいロマンスが実を結んだ4月10日。雲一つなく晴れ上がった空の下、お二人の幸福をお祝いする国民の歓呼は、いつまでも沿道にこだましていた。


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