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ニュース映画

毎日世界ニュース 421 総評の戦線拡大

番組ID
N00836
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上映日
1959年09月02日(水)
時間(秒)
90
カテゴリ
社会
概要
争議中亡くなった田原製作所第1組合員の合同組合葬は、社会党鈴木茂三郎委員長の弔辞や、総評(日本労働組合総評議会)傘下2千人の組合員が参列して盛大に行なわれた。この死によって一層刺激を受けた中小企業ストは、1959年8月26日から始まった総評大会で大きな議題の一つとなった。壇上にずらりと並んだ、長い争議を続ける中小企業20数社の組合員。総評はこれに対して一人あたり50円のカンパと、300人のオルグ団の派遣を決定した。太田薫総評新議長は挨拶で「中小企業の組織を強化することによって、安保改定打破の基盤となる」と訴えた。こうして総評は、中小企業の争議に戦線を拡大しながら、目指す安保体制打破の闘いに踏み出したのである。

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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